ネットワークセグメントとは
ユーザーが利用しているネットワークに関連する条件を指定できます。
【対象】
・地域
・企業・個人
・端末・回線環境
・ユーザーエージェント
・ドメイン・IPアドレス
地域
地域はユーザーのLP訪問時のアクセス元IPアドレスからアクセス元地域を判別するセグメントです。
特定の地域からLPへ遷移してきた訪問者をセグメントする事ができます。地域区分は「国内/海外」「都道府県別」「市区町村別」「国別」から選択可能です。
※スマートフォンでは3G/4G回線で接続している場合は地域判別はできません。Wi-Fiに接続している場合は接続先のIPが地域判別対象となります。
図1-1:「地域」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では「地域区別」から「国内」もしくは「海外」を選択し、各地域区別での設定を行ってください。
図1-2:地域区別
【国内】
・国内全域を指定
国内全域の判別を行う際は「地域区別」から「国内」を選択後、「国内全て」にチェックを入れてセグメントを登録してください。
※チェックを入れると国内での「都道府県・市区町村区別」は選択出来ないようになります。(選択が不要になるため)
図1-3:国内全域を指定
・都道府県/市区町村を指定
都道府県または市区町村の判定を行う際は「地域区別」から「国内」を選択後、「都道府県・市区町村区別」から「都道府県」もしくは「市区町村」を選択し、各地域を選択の上、地域判別を行う際の「信頼度」を選択してください。(信頼度については下記「信頼度について」をご覧ください)
「都道府県」と「市区町村」を同時に設定する事も可能です。例えば「東京都」と「埼玉県のさいたま市」をセグメント対象としたい場合「都道府県>東京都」を選択し「セグメント追加」をクリックして条件入力項目を追加した上で「国内>市区町村>埼玉県>さいたま市」を選択する事で、「東京都もしくはさいたま市」からLPにアクセスした訪問者がセグメントの対象となります。
図1-4:都道府県/市区町村を指定
・都道府県を指定
「都道府県・市区町村区別」にて「都道府県」を選択した場合、該当都道府県名にチェックを入れて域を選択の上、「信頼度」をA~Eで設定してください。
1つのセグメント内で複数の都道府県にチェックを入れると"OR"条件で判別されます。
例えば「関東」をセグメントしたい場合は「茨城県」「栃木県」「群馬県」「埼玉県」「千葉県」「東京都」「神奈川県」の全てにチェックを入れる事で、チェックした都県のいずれか(OR)の地域からLPにアクセスした訪問者がセグメントの対象となります。
図1-5:都道府県を指定
・市区町村を指定
「都道府県・市区町村区別」にて「市区町村」を選択した場合、はじめに対象都道府県を選択し表示された地区町村名一覧の対象の市区町村にチェックを入れて地域を選択の上、「信頼度」をA~Eで設定してください。
1つのセグメント内で複数の市区町村にチェックを入れると"OR"条件で判別されます。
例えば「東京都の23区のみ」をセグメントしたい場合は「千代田区」~「江戸川区」にチェックを入れる事で、チェックした23区のいずれか(OR)の地域からLPにアクセスした訪問者がセグメントの対象となります。
複数の都道府県の市区町村を同時に設定する事も可能です。
例えば「東京都の23区」と「埼玉県のさいたま市」をセグメント対象としたい場合、「市区町村>東京都>23区」を選択し、「セグメント追加」をクリックして条件入力項目を追加後、「国内>市区町村>埼玉県>さいたま市」を選択する事で「東京都の23区もしくはさいたま市」からLPにアクセスした訪問者がセグメントの対象となります。
図1-6:市区町村を指定
【海外】
・海外全域を指定
海外全域の判別を行う際は「地域区別」から「海外」を選択後、「海外全て」にチェックを入れてセグメントを登録してください。
※チェックを入れると国内での「大陸区別」は選択出来ないようになります。(選択が不要になるため)
(海外を選択してセグメントを登録するだけで「海外」の判別が可能となります)
図1-7:海外全域を指定
・大陸/国を指定
「海外」では「大陸区別」から対象の大陸を選択し、表示された大陸の国一覧から対象の国を選択してください。
1つのセグメント内で複数の国にチェックを入れると"OR"条件で判別されます。
例えば「中国」と「韓国」をセグメントしたい場合は各区にチェックを入れる事で「中国」もしくは(OR)「韓国」の地域からLPにアクセスした訪問者がセグメントの対象となります。
異なった「大陸」の国を同時に設定する事も可能です。
例えば「北アメリカのアメリカ」と「ヨーロッパのフランス」をセグメント対象としたい場合「大陸区別>北アメリカ>アメリカ」を選択し、「セグメント追加」をクリックし条件入力項目を追加後、「海外>大尉区別>ヨーロッパフランス」を選択する事で、「アメリカもしくはフランス」からLPにアクセスした訪問者がセグメントの対象となります。
※「海外」を選択するとシステム上「ドメイン・IPアドレス」と「企業・個人」のセグメントは同一セグメント内で同時に設定する事ができませんのでご注意ください。
図1-8:大陸/国を指定
■信頼度について
「都道府県」「市区町村」で各地域の選択後、地域判別を行う際の「信頼度」をA~Eの5段階から選択してください。信頼度とはデータの「確かさ」を判断する為の指標です。この指標の元となる構成要素には以下の項目があります。
- ホスト名(判断材料となるキーの存在)
- 経路情報(判断材料となるルータの存在)
- 公開情報(NIC・ISPのWeb)
- パートナー企業からの情報
- 過去の情報
- 情報の鮮度
これらの情報を元にDLPOが使用するIPデータベース提供元のGeolocation Technology社にてネットワーク地理分析士が調査したIPアドレスをスコア付けします。値が大きいほどその情報が信頼できるものである事を示します。
信頼度はこのスコアの分布に沿って設定されています。
例えば、信頼度Bを選択した場合、B以上のスコアが付与されているIPデータ(Aを含む)が判別に使用されます。
より高い信頼度を選択すれば、より精確な判別が行われますが、判別対象となるIP数は少なくなります。
DLPOの地域判別では利用用途として「エリアターゲティング」に該当する「信頼度C」以上での設定を推奨しています。
図1-9:信頼度のスコア分布
※ご利用のIPアドレスによっては実際の所在地とは異なった地域判別がされる事があります。例えば「東京都」に所在する本社で取得したIPアドレスをその他地域の支社/支店などに分配して使用している場合などは、IPを使用している実際の所在地が「大阪府」であっても「東京都」と判別される事があります。
※ご利用のIPアドレスに付与された信頼度によっては地域判別が正しくされない事があります。例えばセグメントで「東京都で信頼度"A"」と登録した場合、東京都のIPアドレスでも信頼度が"B"以下の場合は、判別対象となりませんのでご注意ください。
※スマートフォン向けの施策で地域セグメントを使用する場合は、4G、3G、LTE回線で接続した端末は地域の判別が正しくされませんのでご注意ください。Wi-Fiで接続している場合は接続先のIPが地域判別の対象となります。
※地域判別に使用するIPのデータベースは毎月最新のものに更新されます。
※DLPOでは、アクセスユーザーの地域認識技術であるIP Geolocationデータベース「SURFPOINT」を提供するGeolocation Technology社よりライセンス提供を受けて、高性能な地域認識技術を提供しております。
企業・個人
企業・個人はユーザーのLP訪問時のアクセス元IPアドレスから「企業IPからのアクセス」か、「個人IPからのアクセス」かを判別するセグメントです。企業については「企業名」「上場区分」「資本金」「従業員数」「売上高」「業種」といった詳細の判別も可能です。
図2-1:「企業・個人」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では「企業・個人区別」から「企業」もしくは「個人」を選択してください。
「企業」を選択した場合は詳細設定を指定することが可能です。詳細は下記「詳細設定について」をご覧ください。
図2-2:企業・個人区別
■詳細設定について
「企業」の詳細設定をする場合は「企業セグメント詳細設定」の「設定する」にチェックを入れて をクリックして設定してください。
図2-3:詳細設定
【詳細設定項目】
・企業名
企業名では「設定」をクリックし、対象の企業名を検索の上、表示された企業名を選択してください。
図2-4:企業名を指定
・上場区分
上場区分では表示された対象区分にチェックを入れて下さい。複数の区分を対象とする場合は対象の区分全てにチェックを入れてください。
チェックされたものは"OR条件"で判別されます。
図2-5:上場区分を指定
・資本金
資本金では表示された対象区分にチェックを入れてください。
図2-6:資本金を指定
一定の資本金以上(以下)もしくは複数の区分を対象にする場合はその区分を含むチェックボックスを全て選択するようにしてください。
例)資本金5千万以上を全て対象にしたい場合
下図のように対象の資本金全てをチェックするようにしてください。
図2-7:資本金5千万以上を全て対象にしたい場合の設定
・従業員数
従業員数では表示された対象区分にチェックを入れてください。
図2-8:従業員数を指定
一定の人数以上(以下)もしくは複数の区分を対象にする場合はその区分を含むチェックボックスを全て選択するようにしてください。
例)従業員数100人以上を全て対象にしたい場合
下図のように対象の人数全てをチェックするようにしてください。
図2-9:従業員数100人以上を全て対象にしたい場合の設定
・売上高
売上高では表示された対象区分にチェックを入れてください。
図2-10:売上高を指定
一定の人数以上(以下)もしくは複数の区分を対象にする場合はその区分を含むチェックボックスを全て選択するようにして下さい。
例)売上高100億以上を全て対象にしたい場合
下図のように対象の金額全てをチェックするようにしてください。
図2-11:売上高100億以上を全て対象にしたい場合の設定
・業種大項目
業種大項目では表示された対象区分にチェックを入れて下さい。
複数の区分を対象とする場合は対象の区分全てにチェックを入れて下さい。チェックされたものは"OR条件"で判別されます。
図2-12:業種大項目を指定
・業種中項目
業種中項目では「業種中分類」のプルダウンより分類を選択し、表示された対象区分にチェックを入れて下さい。
複数の区分を対象とする場合は対象の区分全てにチェックを入れて下さい。
チェックされたものは"OR条件"で判別されます。
図2-13:業種中項目を指定
・業種小項目
業種小項目では「業種小分類」のプルダウンより分類を選択し、表示された対象区分にチェックを入れて下さい。
複数の区分を対象とする場合は対象の区分全てにチェックを入れて下さい。
チェックされたものは"OR条件"で判別されます。
図2-14:業種小項目を指定
端末・回線環境
端末・回線環境はユーザーのLP訪問時のユーザーエージェントやアクセス元IPアドレスから、アクセスしている環境を判別するセグメントです。
特定の端末・回線環境からLPを訪問したユーザーをセグメントする事ができます。
判別可能な環境は「回線環境」「OS」「ブラウザ種別」です。
図3-1:「端末・回線環境」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では、はじめに「端末・回線環境区別」から「回線環境」「OS」「ブラウザ種別」のいずれかを選択し、表示された各項目にて情報を選択してください。
複数の「端末・回線環境区別の」の条件を組み合わせる場合は「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加してください。
各条件は"AND条件"で判別されます。例えば「回線環境で"FTTH"」を選択しセグメントを追加し「OSで"Windows 8"」を選択すると「"FTTH"の回線で"Windows 8"の端末」からLPを訪問したユーザーがセグメント対象となります。
図3-2:端末・回線環境区別
【回線環境】
回線環境では「回線」の下記8種類から選択し、表示された「種別」からセグメントしたい詳細の回線にチェックを入れてください。
表1-1:回線一覧
回線 |
・ダイアルアップ |
---|
チェックを入れた各種別は"OR条件"で判別されます。
例えば回線から「FTTH」を選択し、種別で「他キャリアFTTH」と「Bフレッツ」にチェックを入れると「"他キャリアFTTH"もしくは"Bフレッツ"」の回線からLPを訪問したユーザーがセグメント対象となります。
異なった回線を1つのセグメント内で設定する場合は「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、回線環境を選択の上、回線>種別と選択してください。
この場合、同じ「回線環境」同士でも、回線や種別が異なるため"OR条件"で判別されます。
種別の選択後、「信頼度」を「A~E」から選択してください。信頼度は回線判別の"精確さ"を判断する基準です。回線はLPを訪問したユーザーのアクセス元IPアドレスから判別されます。IPアドレスと回線を紐づけるデータベースには「このIPアドレスはBフレッツである」といった情報に対して信頼度のスコアが付与されています。より精確な判別させるためには「A」を選択してください。この場合「B」が付与されたIPアドレスは判別の対象外となります。
図3-3:回線環境を指定
【OS】
OSでは「OS」を下記6種類から選択し、表示された「バージョン」からセグメントしたいOSのバージョンを選択してください。
表1-2:OS一覧
OS | ・Windows ・Mac ・Unix ・iOS ・Android ・Windows Phone ・iPad OS |
---|
チェックを入れた各バージョンは"OR条件"で判別されます。
例えばOSから「Windows」を選択し、バージョンから「Windows 10」と「Windows 11」にチェックを入れると「"Windows 10"もしくは"Windows 11"」のOS端末からLPを訪問したユーザーがセグメント対象となります。
異なったOSを1つのセグメント内で設定する場合は「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、OSとOSの種別を選択してください。
この場合、同じ「OS」同士でも、種別が異なるため"OR条件"で判別されます。
図3-4:OSを指定
【ブラウザ種別】
ブラウザ種別では「ブラウザ種別」を下記6種類から選択し、表示された「バージョン」からセグメントしたいブラウザのバージョンを選択してください。
表1-3:ブラウザ種別一覧
ブラウザ種別 | ・Internet Explorer ・Firefox ・Edge ・Safari ・Chrome ・Android標準 ・Opera ・Chrome Android ・Opera Android ・Safari on iOS ・Samsung Internet |
---|
チェックを入れた各バージョンは"OR条件"で判別されます。
例えばブラウザ種別から「Internet Explorer(以下IE)」を選択し「 IE10」と「IE11」にチェックを入れると「"IE10"もしくは"IE11"」のブラウザ端末からLPを訪問したユーザーがセグメント対象となります。
異なったブラウザ種別を1つのセグメント内で設定する場合は「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、ブラウザ種別とバージョンを選択してください。
この場合、同じ「ブラウザ種別」同士でも、種別が異なるため"OR条件"で判別されます。
※ブラウザ種別の「Firefox」「Edge」「Safari」「Chrome」「Android標準」「Opera」「Chrome Android」「Opera Android」「Safari on iOS」「Samsung Internet」は各端末内でバージョンが自動更新されるため、セグメントでは「全バージョン」を対象とし、バージョン別の設定はできません。
図3-5:ブラウザ種別を指定
ユーザーエージェント
ユーザーエージェントはユーザーのLP訪問時の端末のユーザーエージェントを判別するセグメントです。
特定のユーザーエージェントでLPを訪問したユーザーをセグメントする事ができます。
図4-1:「ユーザーエージェント」計測イメージ
例えば、1ソースで管理されているレスポンシブデザインのLPにて、同じiOSのデバイスでも、iPhoneからのアクセス時はスマートフォン用の表示がされ、iPadからのアクセス時はPC用の表示がされる場合など、それぞれのデバイスで別のキャンペーンを動作させるためには、OS単位ではなくユーザーエージェントを判別する必要があるため、本セグメントを使用します。
例)ユーザーエージェント(同じiOS 9.3.1でも端末毎に赤字部分が異なります)
・iPhone(Safari):
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobile/13E238 Safari/601.1
・iPad(Safari):
Mozilla/5.0 (iPad; CPU OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobile/13E238 Safari/601.1
■登録項目について
登録画面では下記2項目で入力、選択を行ってください。
図4-2:「ユーザーエージェント」登録項目
(1)文字列【必須】
セグメントするユーザーエージェントの「文字列」を半角英数字で入力してください。1セグメント内で複数の文字列を対象とする場合は改行で入力すると"OR"条件で判別されます。
例)ユーザーエージェントの文字列「iPhone」もしくは「Android」をセグメントする場合の入力
→「iPhone」と「Android」を改行で登録
図4-3:ユーザーエージェントの文字列「iPhone」もしくは「Android」をセグメントする場合
※文字列の「大文字/小文字」はそれぞれ別のものとして判別されます。必ずセグメントしたい文字列を正しく入力してください。
「iPhone」を判別させたい場合は「IPHONE」などと入力しても判別されません。
※レポート画面で文字列毎の個別データを一覧表示する事はできませんので予めご了承ください。文字列毎にデータを取得したい場合はセグメントを文字列毎に分けてご登録ください。
(2)マッチング条件【必須】
文字列の判別方法を「部分一致」「完全一致」「除外」から選択してください。
【部分一致】
指定した文字列がLP訪問時のユーザーエージェントに含まれる場合(=部分一致)にセグメントに合致。
例)指定文字列「iPhone」でマッチング条件「部分一致」を選択した場合
・Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko)
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・Mozilla/5.0 (iPad; CPU OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko)
⇒ 条件に合致しない ⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【完全一致】
指定した文字列がLP訪問時のユーザーエージェントと完全に一致する場合にセグメントに合致。
例)指定ユーザーセグメント
「Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobile/13E238 Safari/601.1」
でマッチング条件「完全一致」を選択した場合
・Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobile/13E238 Safari/601.1
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 8_4_1 like Mac OS X) AppleWebKit/600.1.4 (KHTML, like Gecko) Version/8.0 Mobile/12H321 Safari/600.1.4
⇒ 条件に合致しない(同じiPhoneだが"OSのバージョン部分の文字列"が指定と異なる)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【除外】
マッチング条件「部分一致」で指定した文字列から特定の文字列を除外したい場合に使用します。
除外する場合は「部分一致」の指定をした後、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、除外する文字列を入力し、マッチング条件から「除外」を選択してください。
※セグメント追加後に表示される「AND/OR」ラジオボタンでは必ず「AND」を選択してください。
※除外文字列は「部分一致」で判別されます。
また、「部分一致」との併用でなく、単独でマッチング条件に「除外」を選択し、ある特定のユーザーエージェントによる訪問以外のユーザーに対してクリエイティブを配信表示する、といった使用方法も可能です。
例)指定文字列「iPhone」でマッチング条件「部分一致」を選択し、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、「OS 6」を指定の上、マッチング条件で「除外」を選択した場合
(iPhoneをターゲティングしたいがiOSの「6系」は除外したい場合)
・Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko)
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 6_0_2 like Mac OS X) AppleWebKit/536.26 (KHTML, like Gecko)
⇒ 条件に合致しない(「iPhone」を含むが、除外パラメーター「OS 6」も含むため)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
例)指定文字列「cid=iPhone」でマッチング条件「除外」を選択した場合
・Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_3_1 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko)
⇒ 条件に合致しない(iPhoneを含んでいるため)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・Mozilla/5.0 (Linux; Android 6.0.1; Nexus 5 Build/MMB29Q) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko)
⇒ 条件に合致(iPhoneを含んでいない) ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
ドメイン・IPアドレス
ドメイン・IPアドレスはユーザーのLP訪問時のアクセス元IPアドレスから、アクセスしているIPのドメイン(リモートホスト名)、IPアドレスを判別するセグメントです。
特定の接続元ドメインやIPからLPを訪問したユーザーをセグメントする事ができます。関係者のIPをセグメントで指定する事で、本番稼動前に関係者に対してのみテストが実施されるような、動作確認用のセグメントとしてもご利用頂けます。
図5-1:「ドメイン・IPアドレス」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では、はじめに「ドメイン・IPアドレス区別」から「ドメイン」もしくは「IPアドレス」を選択し、表示された各項目にて情報を選択してください。(項目は種別毎に異なります)
「ドメイン」と「IPアドレス」の条件を組み合わせる場合は「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加してください。
各条件は"AND条件"で判別されます。例えば「ドメインで"dlpo.jp"」を選択しセグメントを追加し「IPアドレスで"111.222.333.444"」を入力すると「リモートホストが"dlpo.jp"で"111.222.333.444"というIPアドレス」からLPを訪問したユーザーがセグメント対象となります。
図5-2:ドメイン・IPアドレス区別
【ドメイン】
ドメインでは「ドメイン名」を入力し、「マッチング条件」を選択してください。
図5-3:ドメインを指定
(1)ドメイン名
ドメイン名を半角英数字で入力してください。
1セグメント内で複数のドメインを対象とする場合は、改行で入力する事で“OR”条件として動作します。入力するドメインはドメインの一部の文字列だけでも判別可能です。
(マッチング条件で部分一致を選択してください)
例)「data-artist.com」もしくは「ioix.com」のドメインからLPを訪問したユーザーをセグメントする場合
→2つのドメインを改行で登録
図5-4:ドメイン名入力例
(2)マッチング条件
マッチング条件を「部分一致」「完全一致」「除外」から選択してください。
【部分一致】
指定したドメインが訪問者のドメインに含まれる場合(=部分一致)にセグメントに合致。
例)ドメイン「dlpo.jp」でマッチング条件「部分一致」を選択した場合
・ドメイン:dlpo.jp
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・ドメイン:tokyo.dlpo.jp
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・ドメイン:data-artist.com
⇒ 条件に合致しない ⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【完全一致】
指定したドメインが訪問者のドメインと完全に一致する場合にセグメントに合致。
例)ドメイン「dlpo.jp」でマッチング条件「完全一致」を選択した場合
・ドメイン:dlpo.jp
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・ドメイン:tokyo.dlpo.jp
⇒ 条件に合致しない(tokyoがあるため完全一致しない)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・ドメイン:data-artist.com
⇒ 条件に合致しない ⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【除外】
マッチング条件「部分一致」で指定したドメインから除外するドメインを指定します。また、ある特定のドメイン以外からの訪問以外のユーザーに対してクリエイティブを配信表示する、といった使用方法も可能です。
例)ドメイン「dlpo.jp」でマッチング条件「部分一致」を選択し、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、新しいドメイン設定の入力ボックスで「tokyo.dlpo.jp」を入力の上、マッチング条件で「除外」を選択した場合
・ドメイン:dlpo.jp
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・ドメイン:tokyo.dlpo.jp
⇒ 条件に合致しない(dlpo.jpを含むが除外設定をしたtokyo.dlpo.jpに合致するため)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
例)ドメイン「dlpo.jp」でマッチング条件「除外」を選択した場合
・ドメイン:dlpo.jp
⇒ 条件に合致しない ⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・ドメイン:tokyo.dlpo.jp
⇒ 条件に合致しない(dlpo.jpを含んでいるため。除外は部分一致で判別)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・ドメイン:data-artist.com
⇒ 条件に合致(dlpo.jpを含んでいないため) ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
【IPアドレス】
IPアドレスでは「個別設定」もしくは「範囲指定」を選択し、IPアドレスを入力してください。
一定範囲のIPを指定する場合はワイルドカードを使用してください。⇒例: 0.0.*.0
複数のIPアドレスを個別に指定する場合は、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し「IPアドレス」を選択の上、IPアドレスを入力してください。「メモ」(任意入力)は必要に応じて対象IPアドレスの社名、組織名などを入力してご利用ください。
図5-5:IPアドレスを指定