流入アクションセグメントとは
ユーザーがLP訪問時の行動に関連する条件を指定できます。
【対象】
・曜日・時間
・広告パラメーター
・アクセス元URL
・訪問回数
曜日・時間
曜日・時間はユーザーのLP訪問時の曜日・時間を判別するセグメントです。
特定の曜日・時間にLPを訪問したユーザーをセグメントする事ができます。判別可能な単位は「期間」「日付」「曜日」「週」「時間」です。
図1-1:「曜日・時間」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では下記2項目で入力、選択を行ってください。
図1-2:「曜日・時間」登録項目
(1)名称【必須】
設定内容を識別するための名称を入力してください。曜日・時間では「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、複数の条件を登録する事ができます。条件は「期間・日付・曜日・週・時間」が1セットとして追加されます。追加した際はそれぞれの条件に名称を付けてください。複数登録された条件は"OR条件"として判別されます。
(2)期間・日付・曜日・週・時間【最低1項目の選択が必須】
期間・日付・曜日・週・時間のいずれかにチェックを入れ、各項目の内訳を選択してください。複数の条件をチェックした場合は"AND条件"として判別されます。例えば「期間で2013年10月~12月」「曜日で月~金」を選択すると「2013年10~12月の月~金曜日」に訪問したユーザーがセグメント対象となります。
【期間】
セグメント対象となる「期間」を選択します。
例)「2013年10月1日 00時00分~2013年10月31日23時59分」と選択するとキャンペーン稼働期間中のこの期間のみが判別対象となります。
【日付】
セグメント対象となる「日付」を選択します。
例)「1~10日」を選択すると、キャンペーン稼働期間中の「毎月1~10日」が判別対象となります。
【曜日】
セグメント対象となる「曜日」を選択します。
例)「月・火・水・木・金」を選択すると、キャンペーン稼働期間中の「毎週月~金曜日」が判別対象となります。
【週】
セグメント対象となる「週」を選択します。
例)「1週~1週」と選択すると、キャンペーン稼働期間中の「毎月1週目」が判別対象となります。
【時間】
セグメント対象となる「時間」を選択します。
例)「18時00分~23時59分」と選択すると、キャンペーン稼働期間中の「毎日18~24時」が判別対象となります。
※曜日指定の「平日」「祝日」設定時のご注意
キャンペーン詳細設定の際に「月曜日~日曜日」と「平日」「祝日」を別々のターゲティングセグメントとしてご設定 いただく場合は「平日」「祝日」のセグメントの優先順位を「月曜日~日曜日」よりも上にしてご利用ください。
(「月曜日~日曜日」の優先順位を上にしてしまうと「平日」「祝日」が通常の曜日として判別されてしまいます)
広告パラメーター
広告パラメーターはユーザーのLP訪時のURLに付与されたパラメーター(URLの"?"以降の値)を判別するセグメントです。
出稿した広告毎にLPのURLに異なったパラメーターを付与しておく事で特定の広告からLPを訪問したユーザーをセグメントする事ができます。
下記URL例の赤字部分の値を判別します。
例)URL
・https://www.dlpo.jp/lp/index.html?cid=bnrA
・https://www.dlpo.jp/lp/index.html?cid=bnrB
図2-1:「広告パラメーター」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では下記3項目で入力、選択を行ってください。
図2-2:「広告パラメーター」登録項目
(1)パラメーター名【必須】
セグメントするパラメーターの「パラメーター名」を半角英数字で入力してください。パラメーター名はURLの後ろに付与される「?cid=dlpo」といったパラメーターの「cid」の部分です。
※パラメーター名の「大文字/小文字」はそれぞれ別の文字列として判別されます。「cid」というパラメーター名を判別させたい場合は「CID」などと入力しても判別されません。セグメントしたい文字列は正しく入力してください。
(2)パラメーター値【必須】
セグメントするパラメーターの「パラメーター値」を半角英数字で入力してください。パラメーター値はURLの後ろに付与される「?cid=dlpo」といったパラメーターの「dlpo」の部分です。1セグメント内で複数のパラメーター値を対象とする場合は改行で入力すると"OR"条件で判別されます。
例)パラメーター名は同じ「cid」で、「dlpo」もしくは「data」の値をセグメントする場合
→「dlpo」と「data」を改行で登録
図2-3:パラメーター値入力例
※パラメーター値の「大文字/小文字」はそれぞれ別のものとして判別されます。必ずセグメントしたい文字列を正しく入力してください。
「dlpo」を判別させたい場合は「DLPO」などと入力しても判別されません。
※レポート画面でパラメーター値の個別データを一覧表示する事はできませんので予めご了承ください。パラメーター値毎にデータを取得したい場合はセグメントをパラメーター値毎に分けてご登録ください。
(3)マッチング条件【必須】
パラメーター値の判別方法を「部分一致」「完全一致」「除外」「正規表現指定」から選択してください。
【部分一致】
指定したパラメーター値がLP訪問時のURLに含まれる場合(=部分一致)にセグメントに合致。
例)指定パラメーター「cid=dlpo」でマッチング条件「部分一致」を選択した場合
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo_data
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.jp/?cid=lpo
⇒ 条件に合致しない ⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【完全一致】
指定したパラメーター値がLP訪問時のURLのパラメーターと完全に一致する場合にセグメントに合致。
例)指定パラメーター「cid=dlpo」でマッチング条件「完全一致」を選択した場合
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo_data
⇒ 条件に合致しない(値が"_data"を含んでいる)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・https://www.dlpo.jp/?cid=lpo
⇒ 条件に合致しない
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【除外】
マッチング条件「部分一致」で指定したパラメーターから特定のパラメーターを除外したい場合に使用します。
除外する場合は「部分一致」の指定をした後、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、除外するパラメーター名、パラメーター値を入力し、マッチング条件から「除外」を選択してください。
※セグメント追加後に表示される「AND/OR」ラジオボタンでは必ず「AND」を選択してください。
※除外パラメーターは「部分一致」で判別されます。
また、「部分一致」との併用でなく、単独でマッチング条件に「除外」を選択し、ある特定のパラメーターによる訪問以外のユーザーに対してクリエイティブを配信表示する、といった使用方法も可能です。
例)指定パラメーター「cid=dlpo」でマッチング条件「部分一致」を選択し、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し、「cid=dlpo_data」を指定の上、マッチング条件で「除外」を選択した場合
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo_data
⇒ 条件に合致しない(「dlpo」を含むが、除外パラメーター「dlpo_data」に合致するため)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
例)指定パラメーター「cid=dlpo」でマッチング条件「除外」を選択した場合
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo
⇒ 条件に合致しない(dlpoを含んでいるため)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo_data
⇒ 条件に合致しない(dlpoを含んでいるため)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・https://www.dlpo.jp/?cid=lpo
⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
【正規表現指定】
パラメーター値を正規表現で指定したい場合に使用します。
正規表現使用例は下記をご参考に組み合わせてご利用ください。
^ → 文頭 $ → 文末
^dlpo → dlpoで始まるパラメーター値に一致 (=前方一致)
dlpo → dlpoが含まれるパラメーター値に一致 (=部分一致)
dlpo$ → dlpoで終わるパラメーター値に一致 (=後方一致)
^dlpo$ → パラメーター値がdlpoに一致 (=完全一致)
. → 任意の1文字 * → 直前の文字の0回以上の繰り返し
.* → すべてのパラメーター値に一致
^dlpo.*a$
→ dlpoで始まり、aで終わるパラメーター値に一致(dlpo_data、dlpo_aなどが一致)
() → 文字列をグループ化する | → 前後のどちらかに一致する
^(dlpo|dlpo_data)$
→ dlpo にも dlpo_dataにも一致
■複数種類のパラメーター判別について
広告パラメーターではパラメーター名が異なる複数種類のパラメーターを判別する事も可能です。
https://www.dlpo.jp/?cid=dlpo&pid=data
というようなURLの「cid=dlpo」「pid=data」の2種類のパラメーターを判別できます。複数種類のパラメーターをセグメント登録画面で設定する場合は、1つ目のパラメーター「cid=dlpo」を入力した後に、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し2つ目の「pid=data」を入力してください。
条件入力項目追加の際は、2つのパラメーターの判別条件を「AND/OR」ラジオボタンのいずれかにチェックを入れて選択してください。
アクセス元URL
アクセス元URLはユーザーのLP訪時のアクセス元URL(リファラー)を判別するセグメントです。
特定のURLからLPへ遷移してきた訪問者をセグメントする事ができます。
図3-1:「アクセス元URL」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では下記3項目で入力、選択を行ってください。
図3-2:「アクセス元URL」登録項目
(1)URL【必須】
セグメントするURLを入力してください。1セグメント内で複数のURLを対象とする場合は、改行で入力する事で“OR”条件として動作します。入力するURLはURLの一部の文字列だけでも判別可能です。(マッチング条件で部分一致を選択してください)
例)「https://www.dlpo.jp/productA.html」もしくは「https://www.dlpo.jp/productB.html」からLPを訪問したユーザーをセグメントする場合
→2つのURLを改行で登録
図3-3:URL入力例
(2)マッチング条件【必須】
パラメーター値の判別方法を「部分一致」「完全一致」「正規表現指定」から選択してください。
【部分一致】
指定したURL(文字列)がアクセス元URLに含まれる場合(=部分一致)にセグメントに合致。
例)アクセス元URL「https://www.dlpo.jp/」でマッチング条件「部分一致」を選択した場合
・https://www.dlpo.jp/ ⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.jp/product.html ⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.com/
⇒ 条件に合致しない ⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【完全一致】
指定したURLがアクセス元URLと完全に一致する場合にセグメントに合致。
例)アクセス元URL「https://www.dlpo.jp/」でマッチング条件「完全一致」を選択した場合
・https://www.dlpo.jp/ ⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.jp/product.html
⇒ 条件に合致しない(product.htmlがあるため完全一致しない)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・https://www.dlpo.com/
⇒ 条件に合致しない ⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
【正規表現指定】
パラメーター値を正規表現で指定したい場合に使用します。
正規表現使用例は下記をご参考に組み合わせてご利用ください。
^ → 文頭 $ → 文末
^http → httpで始まるURLに一致 (=前方一致)
http → httpが含まれるURLに一致 (=部分一致)
http$ → httpで終わるURLに一致 (=後方一致)
^http$ → httpに一致 (=完全一致)
. → 任意の1文字 * → 直前の文字の0回以上の繰り返し
.* → すべてのURLに一致
^https://dlpo.jp/.*\.html$
→ https://dlpo.jp/で始まり.htmlで終わるURLに一致
※ . そのものを表現する場合は \. と書く
() → 文字列をグループ化する | → 前後のどちらかに一致する
^https://dlpo.jp/($|index.html$)
→ https://dlpo.jp にも https://dlpo.jp/index.htmlにも一致。
(3)除外設定【任意】
マッチング条件「部分一致」で指定したアクセス元URLから特定のURLを除外したい場合に設定してください。設定時は「設定する」を選択し、表示される入力欄に除外したいURLを入力してください。(複数ある場合は改行して入力してください)
※除外URLは「部分一致」で判別されます。
例)アクセス元URL「https://www.dlpo.jp/」でマッチング条件「部分一致」を選択し、除外設定にチェックを入れ「product.html」を入力した場合
・https://www.dlpo.jp/ ⇒ 条件に合致 ⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
・https://www.dlpo.jp/product.html
⇒ 条件に合致しない(product.htmlがあるため完全一致しない)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
また、除外設定のみをする事で、「特定のアクセス元URLからの訪問以外のユーザーに対してクリエイティブを配信表示する」といった使用方法も可能です。
※除外設定のみで使用する場合は、通常のURL入力欄は空のままで構いません。
例)除外設定で「https://www.dlpo.jp/」を入力した場合
・https://www.dlpo.jp/
⇒ 条件に合致しない(除外対象に合致)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・https://www.dlpo.jp/product.html
⇒ 条件に合致しない(https://www.dlpo.jp/を含んでいるため除外対象に合致)
⇒ クリエイティブを非配信(デフォルトを表示)/データ計測なし
・https://www.dlpo.com/
⇒ 条件に合致(https://www.dlpo.jp/を含んでいないため)
⇒ クリエイティブを配信表示/データ計測
訪問回数
訪問回数はユーザーがLPを訪問した際にブラウザに付与されるCookieの値から訪問回数を判別するセグメントです。
特定の訪問回数を満たした訪問者をセグメントする事ができます。訪問回数のカウントは 「訪問回数のセグメントを使用したキャンペーンが稼働してからLPを訪問した回数」 となり、キャンペーン稼働前の訪問回数は判別対象となりませんのでご注意ください。
また、訪問回数は同一セッション時間内ではカウントアップされません。例えば、セッション有効期間を「1時間」と設定している場合、初回訪問から1時間以内にLPを再訪問しても訪問回数は「1回」のままです。
図4-1:「訪問回数」計測イメージ
■登録項目について
登録画面では「初回訪問のみ」もしくは「訪問回数を指定」を選択し、訪問回数を指定を選択した場合は、訪問回数を入力してください。
図4-2:「訪問回数」登録項目
「2回目以降」など特定回数以上の訪問回数をセグメントする場合は片方の回数のみ入力してください。
図4-3:「2回目以降」を指定
「初回訪問」と「5~10回目」のように複数の訪問回数を組み合わせてセグメントする場合は「初回訪問のみ」にチェックを入れた後、「セグメント追加」をクリックしセグメント条件入力項目を追加し「訪問回数を指定」にチェックを入れ、訪問回数を入力してください。この設定では各条件は"OR条件"で判別され「"初回訪問"もしくは"5~10回目"の訪問」がセグメントの対象となります。