セグメント設定とは
セグメント設定は、LPでクリエイティブをテスト・配信表示するための「セグメント」(ユーザー属性/条件)の登録と管理を行うメニューです。特定のセグメントに対してテストを実施したり、データを計測する場合に設定してください。
(全訪問者に対してテストとデータ計測を行う場合はセグメントの設定は不要です)
図1:セグメント設定
セグメントとは
セグメントとはテスト対象(クリエイティブ配信対象)を特定のユーザーに絞り込むための属性条件の呼称です。セグメントでは下記の「ユーザー属性/条件」を登録する事ができます。
各セグメントの詳細はリンク先をご覧ください。
表1:セグメント条件一覧
分類 | 条件 |
---|---|
ネットワーク | 地域 企業・個人 端末・回線環境 ユーザーエージェント ドメイン・IPアドレス |
流入アクション | 曜日・時間 広告パラメーター アクセス元URL 訪問回数 |
過去アクション |
過去広告パラメーター |
ユーザー属性 |
年齢・性別 |
外部連携 | |
その他 |
セグメント使用方法
セグメントの使用方法には「ターゲティングセグメント」「セグメント別分析」の2種類があります。
■ターゲティングセグメント
LP訪問者の属性をDLPOが判別し、特定のセグメントに合致した場合にクリイエティブを配信し、テストを実施する使用方法です。登録したセグメントをキャンペーン設定時に「ターゲティングセグメント」として選択してください。
例えば下記のようにご利用頂けます。
- 「特定の広告バナーをクリックしでLPを訪問したユーザー」にその広告に関連したクリエイティブを配信表示する。(広告バナーのリンク先URLに広告を特定するためのパラメーターを付与し、セグメント条件"広告パラメーター"を使用)
- 「東京都からLPを訪問したユーザー」に対してだけクリエイティブを配信しABテストを実施する。(セグメント条件"地域"を使用)
■セグメント別分析
テスト自体はLP訪問者全員(もしくはターゲティングセグメントに合致した訪問者)に対して実施し、テスト結果の分析をセグメント別に行う使用方法です。登録したセグメントをキャンペーン設定時に「セグメント別分析設定」で選択してください。
例えば下記のようにご利用頂けます。
- 全訪問者に対して実施したABテスト結果で「東京都からの訪問者のデータのみ」を見たい。(セグメント条件"地域"を使用)
- 東京都からの訪問者に対して実施したABテスト(ターゲティングセグメントで東京のセグメントを選択)で「"平日"と"土日"のデータ」を分けて見たい。(ターゲティングセグメントはセグメント条件"地域"、セグメント別分析では"曜日・時間"を使用)
※セグメント別分析は必ずキャンペーンの稼働前に設定して下さい。稼働中のキャンペーンに設定を追加した場合、追加してからのデータが分析の計測対象になります。
セグメント登録
セグメントの登録方法は個別に登録する「セグメント個別登録」と、プリセットから登録セグメントを選択し登録する「セグメント一括登録」の2種類があります。
■セグメント個別登録
クリエイティブをテスト・配信表示したいセグメント(ユーザー属性/条件)を個別に登録します。複数種類の属性/条件を1つのセグメントとして登録することもできます。
■セグメント一括登録
予めプリセットとして用意された、よく使われるセグメントを一括で登録します。よく使われるセグメントを簡単に登録することができます。
プリセットには「地域区分」「都市規模」「曜日」「平日・土日・祝日」「時間帯」「OS」「ブラウザ」「ユーザーエージェント」「回線」「訪問回数」があります。一括登録を行うとプリセット名のグループが作成され、各セグメントが格納されます。(一括登録したセグメントは個別に編集する事も可能です)
セグメントグループ一覧
セグメントグループ一覧では登録されたセグメントが一覧表示されます。
■グループ設定
登録されたセグメントは「全て」のグループに格納されています。任意でグループを設定し管理する事ができますので、グループは一覧右上の アイコンより作成/設定し、セグメントは各セグメントの左端のチェックボックスにチェックを入れ「移動」をクリックしグループに格納してください。事前にグループを作成しておくと、セグメントの登録時にも登録先グループを選択することができます。詳細は「グループ設定」をご覧ください。
また、グループ一覧内でのセグメントの表示順序を変更することができます。各セグメントの右端に表示された「順序」の アイコン部分をドラッグして順序を変更してください。(「セグメント名称ヘッダーの
アイコンをクリックして名称でソートする事も可能です)
■使用中セグメントの確認
キャンペーンで使用されている(選択されている)セグメント名の右には アイコンが表示されます。
アイコンをクリックすると使用されているキャンペーン名を確認できます。ターゲティングセグメントとしてセグメントが使用されているキャンペーン名左には「ターゲティング使用」、分析用セグメントとしてセグメントが使用されているキャンペーン名左には「セグメント別分析使用」と表示されます。セグメント使用状況のご確認にご利用ください。
図2-1:セグメントのキャンペーン使用状況表示
■セグメント名称
セグメント名称には登録時に設定したセグメントの名称が表示されます。
セグメント名左の アイコンをクリック、もしくはセグメント名をダブルクリックすると編集画面に入らずにセグメント名を変更することができます。
■メモ/詳細メモ
メモではセグメントにテキストでのメモを登録することができます。
(詳細のメモも登録可能です。詳細メモは アイコンをクリックして登録してください)
※メモの登録
セグメント設定メモはセグメント登録時、もしくは登録後にセグメント名右の アイコンをクリック、または memo をダブルクリックして登録してください。
図2-2:「メモ」登録イメージ
設定手順
セグメントの登録方法には「セグメント個別登録」と「セグメント一括登録」があります。
【セグメント個別登録】
セグメントを一つずつ個別に登録する方法です。
詳細は「セグメント個別登録」をご覧ください。
【セグメント一括登録】
予めプリセットとして用意された"よく使われるセグメント"を一括で登録する方法です。
1.セグメント一括登録画面の表示
「セグメント設定」にて「複数のセグメントを一括登録する」をクリックしてください。セグメント一括登録画面が表示されます。
図3-1:セグメント一括登録画面
2.セグメント登録
プリセット項目より登録したいセグメントを選択し、登録ボタンをクリックしてください。
※すでに登録済みのセグメントは選択することができません。
図3-2:プリセット項目「ブラウザ」を選択して登録
3.登録セグメントの確認
セグメントグループ一覧に、「2.セグメント登録」にて登録したセグメントが表示されます。
図3-3:セグメントグループ一覧