パーソナライズ配信の設定チュートリアル
このチュートリアルでは、アクセス元地域に適したクリエイティブを配信するパーソナライズ配信の設定方法をご紹介します。
パーソナライズ配信はコードエディターである「Standardキャンペーン作成」と、ビジュアルエディターである「Visualキャンペーン作成」の2種類のエディターで設定することができます。このチュートリアルでは各エディターの設定方法をご紹介します。
はじめに
DLPOを導入する際にプランニングを行い、ランディングページのパーソナライズ配信要素(表示切替要素)やコンバージョンページ等を決定します。このチュートリアルのプランニングは以下の通りです。
・弊社で用意したサンプルサイト「テック・キャリア・パートナーズ」(https://dlpo.jp/demo/)のLPを使用し、コンバージョンページは「1週間無料体験お申込みフォーム」の「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」といたします。
図1-1:サンプルサイトの構成
・パーソナライズ配信を行う箇所はメインビジュアルに表示するテキスト部分とし、関東ユーザーとそれ以外の地域のユーザー用に、クリエイティブは「関東」と「関東以外」の2つを新規作成し使用します。
図1-2:表示切り替え箇所と切り替えパターン
Standardキャンペーン作成による設定手順
1.タグ設置
ワンコード実装またはダイレクトコード実装にて、クリエイティブを配信する「エリア」、コンバージョンを計測する「コンバージョンポイント」を設定してください。
(1)エリア設定
クリエイティブを切り替える「エリア」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてページ設定>ワンコード設定と進み、ワンコード条件登録より「エリア」を登録してください。LPトップページのメインビジュアルを切り替えるのでLPトップページのURLを「エリア設置URL」へ入力してください。ワンコード条件を登録したら、対象条件をワンコードルール設定へ追加し「作成/更新」ボタンをクリックしてください。
エリア条件のワンコードルール設定後、LPトップページにワンコードタグを設置してください。
ワンコード実装の詳細は「ワンコード実装」をご覧ください。
図2-1:ワンコード実装でのエリア設定イメージ
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてページ設定>ダイレクトコード設定と進み、「エリアタグを作成する」よりエリアタグを作成してください。LPトップページに制御タグを設置、またメインビジュアル部分にエリアタグを設置してください。
ダイレクトコード実装の詳細は「ダイレクトコード実装」をご覧ください。
図2-2:ダイレクトコード実装でのエリア設定イメージ
(2)コンバージョン設定
テストの測定対象となる「コンバージョンポイント」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてページ設定>ワンコード設定と進み、ワンコード条件登録より「コンバージョン」を登録してください。コンバージョンポイント1つにつき、コンバージョン条件を1つ登録する必要があります。「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」の2つのコンバージョン条件を登録してください。ワンコード条件を登録したら、対象条件をワンコードルール設定へ追加し「作成/更新」ボタンをクリックしてください。
コンバージョン条件のワンコードルール設定後、「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」にワンコードタグを設置してください。
ワンコード実装の詳細は「ワンコード実装」をご覧ください。
図2-3:ワンコード実装でのコンバージョン設定イメージ(1.無料体験申込フォーム)
図2-4:ワンコード実装でのコンバージョン設定イメージ(3.申込完了)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてページ設定>ダイレクトコード設定と進み、「コンバージョンタグを作成する」よりコンバージョンタグを作成してください。コンバージョンポイント1つにつき、コンバージョンタグを1つ作成する必要があります。「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」の2つのコンバージョンタグを作成してください。対象ページを閲覧した場合にコンバージョンを計測したいため、計測タイミングはいずれも「ページビュー」を設定してください。対象ページに制御タグ、コンバージョンタグを設置してください。
ダイレクトコード実装の詳細は「ダイレクトコード実装」をご覧ください。
図2-5:ダイレクトコード実装でのコンバージョン設定イメージ(1.無料体験申込フォーム)
図2-6:ダイレクトコード実装でのコンバージョン設定イメージ(3.申込完了)
(3)ページ読み込み
エリアとコンバージョンがDLPO管理画面で認識されるためには、タグを設置したページを一度ブラウザで読み込む必要があります。
タグを設置した
・LPトップページ
・1.無料体験申込フォーム
・3.申込完了
を一度ブラウザで読み込んでください。
図2-7:ブラウザ読み込み対象ページ
(4)認識確認
管理画面にてページ設定>エリア一覧と進み、エリアがDLPO管理画面上で認識されているかを確認してください。エリア一覧の詳細は「エリア一覧」をご覧ください。
図2-8:エリアグループ一覧
同様に、管理画面にてページ設定>コンバージョン一覧と進み、コンバージョンポイントがDLPO管理画面上で認識されているかを確認してください。コンバージョン一覧の詳細は「コンバージョン一覧」をご覧ください。
図2-9:コンバージョングループ一覧
エリアやコンバージョンポイントが管理画面上で認識されない場合は、以下の点をご確認ください。
【共通確認事項】
・各種タグは対象ページに設置されていますか?
・各種タグを設置したページにアクセスしてみましたか?
【ワンコード実装の場合の確認事項】
・ワンコード条件にて登録したURLは正しいですか?
・ワンコードルールに条件を追加しましたか?
・ワンコードルール設定の一覧に条件が表示されていますか?
・ワンコードルール設定の作成/更新を押しましたか?
【ダイレクトコード実装の場合の確認事項】
・制御タグは設置していますか?
・制御タグのパスは正しいですか?
・通信ファイル(adlpo.jp)はアップロードされていますか?
・エリアタグは入れ子構造になっていませんか?
・エリアタグの文字コードは正しく設定されていますか?
※管理画面上への認識まで少し時間がかかる場合もございます。上記をご確認頂いても管理画面上にエリアやコンバージョンポイントが認識されない場合はしばらく時間を空けてから再度ログインをしてご確認ください。
(5)表示名称の変更
エリアやコンバージョンポイントが認識されていることを確認できましたら、この後の設定にて判別しやすくするため「表示名称」の変更をお勧めします。
エリアやコンバージョンポイントの名称は半角英数字で登録されるため、エリア一覧、コンバージョン一覧にて「表示名称」を変更してください。
図2-10:エリア「表示名称」変更
図2-11:コンバージョン「表示名称」変更
2.クリエイティブの登録
エリアに配信するクリエイティブを登録してください。
図3-1:登録対象のクリエイティブ
(1)「関東」用クリエイティブの登録
「関東」用のクリエイティブを登録してください。
【ワンコード実装】
まずクリエイティブを切り替えたい箇所の「class」名または「id」名を調べます。設定例では切り替える箇所は<h2>タグにて「mv-ttl」というid名が設定されています。
図3-2:クリエイティブ配信箇所の確認
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「ワンコード実装用エディター」を選択してください。クリエイティブを切り替える箇所として先に調べた<h2>タグの情報を設定してください。切り替え方法を「の中身を書き換える」に設定し、切り替え内容として「関東」の場合に表示するテキストのHTMLソースを設定してください。
図3-3:「関東」用クリエイティブの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容に「関東」の場合に表示するテキストのHTMLソースを設定してください。
図3-4:「関東」用クリエイティブの登録(HTMLエディター)
(2)「関東以外」用クリエイティブの登録
「関東以外」用のクリエイティブを登録してください。
【ワンコード実装】
「関東」用クリエイティブの登録と同様に、管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「ワンコード実装用エディター」を選択してください。クリエイティブを切り替える箇所として先に調べた<h2>タグの情報を設定してください。切り替え方法を「の中身を書き換える」に設定し、切り替え内容として「関東以外」の場合に表示するテキストのHTMLソースを設定してください。
図3-5:「関東以外」用クリエイティブの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容に「関東以外」の場合に表示するテキストのHTMLソースを設定してください。
図3-6:「関東以外」用クリエイティブの登録(HTMLエディター)
(3)クリエイティブの確認
管理画面>クリエイティブの「クリエイティブグループ一覧」にて、登録した関東、関東以外のクリエイティブがあることを確認してください。
図3-7:クリエイティブグループ一覧
3.セグメントの登録
エリアに対象クリエイティブを配信する条件となるセグメントを登録してください。
設定例では、LP訪問ユーザーの地域が「関東」または「関東以外」の場合にクリエイティブの表示を切り替えます。
(1)「東京」用セグメントの登録
管理画面にてセグメント>セグメント個別登録と進み、セグメント条件「地域」をクリックし「ON」に設定し、「セグメント追加」をクリックしてください。
表示された「地域」セグメントの入力欄にて以下の順に選択してください。
・地域区別:「国内」
・都道府県・市区町村区別:「都道府県」
・都道府県:「関東」の都県
・信頼度:「C」※
上記設定が完了しましたら、セグメント名を入力し「登録」ボタンをクリックしてください。
図4-1:セグメント個別登録(関東用セグメント登録)
※信頼度とはデータの「確かさ」を判断するための指標です。A~Eの5段階から選択してください。
より高い信頼度を選択すれば、より精確な判別が行われますが、判別対象となるIP数は少なくなります。
(2)「関東以外」用セグメントの登録
(1)「関東」用セグメントの登録と同様に、管理画面にてセグメント>セグメント個別登録と進み、セグメント条件「地域」をクリックし「ON」に設定し、「セグメント追加」をクリックしてください。
表示された「地域」セグメントの入力欄にて以下の順に選択してください。
・地域区別:「国内」
・都道府県・市区町村区別:「都道府県」
・都道府県:「関東」以外の道府県
・信頼度:「C」
上記設定が完了しましたら、セグメント名を入力し「登録」ボタンをクリックしてください。
図4-2:セグメント個別登録(関東以外用セグメント登録)
(3)セグメントの確認
管理画面>セグメントの「セグメントグループ一覧」にて、登録した関東、関東以外のセグメントがあることを確認してください。
図4-3:セグメントグループ一覧
4.キャンペーンの登録
Standardキャンペーン作成にてキャンペーンを登録してください。
なお、キャンペーン作成についての詳細は「Standardキャンペーン作成による設定」をご覧ください。
(1)基本設定
管理画面のキャンペーンにて、Standardキャンペーン作成の「キャンペーンを作成する」をクリックしてください。Standardキャンペーン作成の「1.基本設定」にて「キャンペーン名」「稼働日時」を設定し、「次へ」ボタンをクリックしてください。
図5-1:「1.基本設定」
(2)詳細設定
「2.詳細設定」の「エリア設定」にてエリアを選択し、「追加」ボタンをクリックしてください。
図5-2:「2.詳細設定」エリアの設定
エリアを追加するとターゲティングセグメント、クリエイティブパターンの設定欄が表示されます。「セグメント設定」の「選択」ボタンをクリックし、セグメント一覧から「関東」にチェックを入れて「選択」をクリックしてください。
図5-3:セグメント設定(関東)
次に「クリエイティブ設定」の「選択」をクリックし、クリエイティブ一覧から「関東」にチェックを入れて「選択」をクリックしてください。
図5-4:クリエイティブ設定(東京)
ここまでの手順で「関東」のターゲティングセグメントが完成しました。
セグメント「関東」に対し、クリエイティブ「関東」が表示されるように設定されていることを確認してください。確認ができたら、「ターゲティングセグメント追加」をクリックしてください。
新たに、ターゲティングセグメント、クリエイティブパターンの設定欄が表示されます。
図5-5:ターゲティングセグメント追加
関東と同様に、関東以外のターゲティングセグメントを設定してください。
「セグメント設定」の「選択」ボタンをクリックし、セグメント一覧から「関東以外」にチェックを入れて「選択」をクリックしてください。
図5-6:セグメント設定(大阪)
次に「クリエイティブ設定」の「選択」をクリックし、クリエイティブ一覧から「関東以外」にチェックを入れて「選択」をクリックしてください。
図5-7:クリエイティブ設定(関東以外)
ここまでの手順で、「関東」「関東以外」それぞれのターゲティングセグメント設定が完了しました。
設定ができていることを確認しましたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
(3)コンバージョン設定
「3.コンバージョン設定」の「コンバージョンポイント」にてコンバージョンポイントを選択してください。まず「無料体験申込フォーム」を選択すると「追加」ボタンが出現するので、「追加」ボタンをクリックしてください。
図5-8:「3.コンバージョン設定」コンバージョンポイントの追加
「追加」ボタンをクリックすると、下にコンバージョン名欄が追加されます。同様に「申込完了」も追加し、対象コンバージョンポイントを追加しましたら「登録」ボタンをクリックしてキャンペーンの設定を完了させてください。
図5-9:「3.コンバージョン設定」コンバージョンポイントの確認&登録
5.表示の確認とキャンペーンの稼働
登録したキャンペーンが正しく表示されるか確認し、キャンペーンを稼働させてください。
(1)プレビュー確認
キャンペーン設定後にキャンペーンを稼働せずに(もしくは稼働後にも)、LP上のクリエイティブ表示をご確認いただける「プレビュー」機能にて、登録したキャンペーンが正しく表示されるかを確認してください。管理画面のキャンペーンにて、「キャンペーングループ一覧」より対象キャンペーンの アイコンをクリックしてください。
「ターゲティングセグメント」のプルダウンより、「関東」または「関東以外」を選択し、「プレビュー」ボタンをクリックすると別タブでプレビューが表示されます。2パターン全て確認しましょう。
図6-1:プレビュー
表示されたプレビューより、以下チェックポイントをご確認ください。プレビューの詳細については「プレビュー機能」をご覧ください。
【チェックポイント】
・ビジュアルが切り替わるか
・表示が崩れていないか
・ページ内のリンクなどクリックされる箇所をクリックして正しく動作するか
※可変箇所のクリエイティブ内にリンクなどが無い場合でも、ページj内のすべてのクリックされる箇所について、動作確認することをお勧めします。
「2.クリエイティブの登録」の(1)~(2)にて、クリエイティブを登録する際にサムネイル画像は未登録のまま進めました。プレビュー確認にてそれぞれのキャプチャー(スクリーンショット)を撮影しサムネイル登録しておくと、この後のレポート確認時に表示することができます。
クリエイティブのサムネイル画像は、管理画面のクリエイティブにて、クリエイティブグループ一覧の該当箇所に画像をドロップするだけで簡単に登録することができます。詳細は「クリエイティブ設定とは」をご覧ください。
(2)キャンペーン稼働
プレビュー機能にて確認が済みましたら、プレビューウィンドウは閉じてキャンペーンを稼働させます。管理画面のキャンペーンにて、キャンペーングループ一覧より対象キャンペーンの「稼働ON/OFF」を「ON」に設定してください。確認アラートが表示されるので「OK」をクリックするとキャンペーンが稼働します。
図6-2:キャンペーンの稼働
キャンペーンが稼働しない場合は、以下の点をご確認ください。
【確認事項】
・稼働日時は正しく設定されていますか?
・Aパターンが表示されている可能性がございます。同じブラウザでは同じクリエイティブが表示される仕様ですので、他のブラウザや他の端末で他のパターンが表示されるかをご確認ください。
・IPアドレスの判別結果が「大阪」「東京」になっていないことが考えられます。
※以上をご確認いただいた上で、キャンペーンが稼働しない場合は、DLPOサポートデスクまでお問い合わせください。
6.レポートの設定
DLPOは美しいレポート画面と多様なレポートにて、皆さまの統計的な処理をサポートいたします。
ここでは、「おすすめ基本ビューセット」の設定方法をご紹介します。
図7-1:おすすめ基本ビューセット
(1)レポートを開く
DLPO管理画面の「キャンペーン」または「レポート」を開き、キャンペーングループ一覧より設定したいキャンペーンの アイコンをクリックしてください。
図7-2:キャンペーングループ一覧
(2)ビュー設定
レポート詳細が表示されます。初回表示時にはエリアに対し1つのビューが表示されています。
画面右側に表示される縦バーの「ビューセット設定」にマウスをドラッグして、表示されたメニューの「ビューの追加」をクリックして、ビューを2つ追加してください。
上から2つ目のビューの アイコンをクリックし、「ビュー設定」を表示させてください。ビュー設定にて、以下を設定し「登録」ボタンをクリックしてください。
・「CVポイント」のプルダウンから「申込完了」を選択してください。
・「サムネイル」のラジオボタンから「表示しない」を選択してください。
編集したビューのCVポイントが「無料体験申込フォーム」から「申込完了」に変更されていることを確認してください。
図7-3:2つ目のビュー設定
上から3つ目のビューの「クリエイティブ種別」プルダウンより、「クリエイティブ-時系列」を選択してください。
図7-4:3つ目のビュー設定
その後、上から3つ目のビューの アイコンをクリックし、「ビュー設定」を表示させてください。ビュー設定にて、以下を設定し「登録」ボタンをクリックしてください。
・「CVポイント」のプルダウンから「申込完了」を選択してください。
(3)ビューセットの保存
ここまでのビューセットを保存しましょう。「名前をつけて保存」をクリックしてください。
「ビューセットの保存」にてビューセット名称に「おすすめビューセット」と入力し「保存」ボタンをクリックしてください。
保存することで、今後計測されたデータをこのビューセットで確認することが可能です。
図7-5:ビューセットの保存
以上がStandardキャンペーン作成による設定手順となります。
ご不明点が解消されない場合は、DLPOサポートデスクまでご連絡ください。
Visualキャンペーン作成による設定手順
1.キャンペーンの登録
Visualキャンペーン作成にてキャンペーンを登録してください。
なお、キャンペーン作成についての詳細は「Visualキャンペーン作成による設定」をご覧ください。
(1)配信ページ登録
管理画面のキャンペーンにて、Visualキャンペーン作成の「キャンペーンを作成する」をクリックしてください。
「1.配信ページ登録」にて「キャンペーン名」を入力し、「エリア(ワンコード)を新規作成する」を選択後「URL」にLPトップページのURLを設定してください。その後、LPトップページにワンコードタグを設置し、「保存して次へ」ボタンをクリックしてください。
図8-1:「1.配信ページ登録」
(2)クリエイティブ編集
「2.クリエイティブ編集」では、キャンペーン作成時に「全ての訪問者」をセグメントとしたクリエイティブパターンが2つ用意されます。まず、「関東」用のセグメントを作成するため、「全ての訪問者」の縦三点リーダーをクリックし、「セグメント編集」をクリックしてください。
表示されたセグメント選択画面にて「新規セグメント登録」をクリックし、新規セグメント登録画面を表示してください。セグメント名、以下のセグメント条件を設定し、「セグメント登録」をクリックしてください。セグメント選択画面に戻り、登録した「関東」用のセグメントが一覧に表示されます。
【セグメント条件】
・地域
・地域区別:国内
・都道府県・市区町村区別:都道府県
・都道府県:「関東」の都県
・信頼度:C
セグメント選択画面の一覧より、対象セグメントを「ON」に設定し、「選択したセグメントを設定」をクリックしてください。画面は「2.クリエイティブ編集」に戻り、当該セグメントが「全ての訪問者」から「関東」に変更されます。
図8-2:セグメント設定(関東)
※信頼度とはデータの「確かさ」を判断するための指標です。A~Eの5段階から選択してください。
より高い信頼度を選択すれば、より精確な判別が行われますが、判別対象となるIP数は少なくなります。
次に、関東セグメントのクリエイティブを設定します。
キャンペーン作成時は「デフォルト」と「クリエイティブ1」の2つのクリエイティブが登録されています。「デフォルト」の縦三点リーダーをクリックし「削除」をクリックしてください。「クリエイティブ1」は アイコンをクリックし、クリエイティブ名を「関東」に変更してください。
その後、サイドメニューより「関東」クリエイティブを選択し、Visualエディターにて表示切り替え箇所にマウスカーソルを合わせてください。対象箇所に青枠が表示された状態でクリックすると、編集メニューが表示されます。
編集メニューにて「編集」>「HTML」を選択し、表示されたHTML編集画面にて関東用クリエイティブのHTMLを設定し、「</>HTML登録」をクリックしてください。「関東」クリエイティブのVisualエディターにて、指定したHTMLが表示されます。
図8-3:クリエイティブ設定(関東)
続いて、「関東以外」用のセグメント及びクリエイティブを登録します。
「セグメント追加」をクリックしてください。表示されたセグメント選択画面にて「新規セグメント登録」をクリックし、新規セグメント登録画面を表示してください。セグメント名、以下のセグメント条件を設定し、「セグメント登録」をクリックしてください。セグメント選択画面に戻り、登録した「関東以外」用のセグメントが一覧に表示されます。
【セグメント条件】
・地域
・地域区別:国内
・都道府県・市区町村区別:都道府県
・都道府県:「関東」以外の道府県
・信頼度:C
セグメント選択画面の一覧より、対象セグメントを「ON」に設定し、「選択したセグメントを設定」をクリックしてください。画面は「2.クリエイティブ編集」に戻り、「関東以外」用セグメントが追加されます。
図8-4:セグメント追加(関東以外)
関東以外セグメントを追加した際、クリエイティブが1つ追加されています。
まず、 アイコンをクリックし、クリエイティブ名を「クリエイティブ1」から「関東以外」に変更してください。その後、「関東」クリエイティブと同様に、サイドメニューより「関東以外」クリエイティブを選択し、Visualエディターにて表示切り替え箇所にマウスカーソルを合わせてください。対象箇所に青枠が表示された状態でクリックすると、編集メニューが表示されます。
編集メニューにて「編集」>「HTML」を選択し、表示されたHTML編集画面にて関東以外用クリエイティブのHTMLを設定し、「</>HTML登録」をクリックしてください。「関東以外」クリエイティブのVisualエディターにて、指定したHTMLが表示されます。
図8-5:クリエイティブ設定(関東以外)
以下のように「関東」、「関東以外」のセグメント及びクリエイティブ編集が完了しましたら、「保存して次へ」をクリックしてください。
図8-6:セグメント&クリエイティブ確認
(3)詳細設定
「3.詳細設定」にてコンバージョンポイントを設定します。まず「コンバージョンポイント設定」をクリックしてください。コンバージョンポイント選択が表示されるため、右上の「新規コンバージョンポイント登録」をクリックしてください。新規コンバージョンポイント登録にて「表示名称」、コンバージョンポイントの「URL」を入力し、「コンバージョンポイント登録」をクリックしてください。なお、コンバージョンポイントに登録するページにはワンコードタグを設置する必要があります。
上記の手順にて「1.無料体験申込フォーム」「3.申込完了」のコンバージョンポイントを登録してください。登録後は、コンバージョンポイント選択に対象コンバージョンポイントが表示されます。対象コンバージョンポイントの「選択」を「ON」に設定し、「選択したコンバージョンポイントを設定」をクリックしてください。
※コンバージョンポイントを設定済みの場合は、新規登録する必要はありません。コンバージョンポイント選択にて対象コンバージョンポイントの「選択」を「ON」に設定し、「選択したコンバージョンポイントを設定」をクリックしてください。
図8-7:「3.詳細設定」コンバージョンポイント設定
対象コンバージョンポイントを設定しましたら、キャンペーンの「稼働日時」を設定し、「設定完了」ボタンをクリックしてキャンペーンの設定を完了させてください。
図8-8:「3.詳細設定」稼働日時の設定&設定完了
2.表示の確認とキャンペーンの稼働
登録したキャンペーンが正しく表示されるか確認し、キャンペーンを稼働させてください。
(1)プレビュー確認
キャンペーン設定後にキャンペーンを稼働せずに(もしくは稼働後にも)、LP上のクリエイティブ表示をご確認いただける「プレビュー」機能にて、登録したキャンペーンが正しく表示されるかを確認してください。管理画面のキャンペーンにて、「キャンペーングループ一覧」より対象キャンペーンの アイコンをクリックしてください。
サイドメニューのクリエイティブパターンを選択すると、対象のプレビューが表示されます。
図9-1:プレビュー
表示されたプレビューより、以下チェックポイントをご確認ください。プレビューの詳細については「プレビュー機能」をご覧ください。
【チェックポイント】
・ビジュアルが切り替わるか
・表示が崩れていないか
・ページ内のリンクなどクリックされる箇所をクリックして正しく動作するか
※可変箇所のクリエイティブ内にリンクなどが無い場合でも、ページj内のすべてのクリックされる箇所について、動作確認することをお勧めします。
(2)キャンペーン稼働
プレビュー機能にて確認が済みましたら、プレビューウィンドウは閉じてキャンペーンを稼働させます。管理画面のキャンペーンにて、キャンペーングループ一覧より対象キャンペーンの「稼働ON/OFF」を「ON」に設定してください。確認アラートが表示されるので「OK」をクリックするとキャンペーンが稼働します。
図9-2:キャンペーンの稼働
キャンペーンが稼働しない場合は、以下の点をご確認ください。
【確認事項】
・稼働日時は正しく設定されていますか?
・Aパターンが表示されている可能性がございます。同じブラウザでは同じクリエイティブが表示される仕様ですので、他のブラウザや他の端末で他のパターンが表示されるかをご確認ください。
※以上をご確認いただいた上で、キャンペーンが稼働しない場合は、DLPOサポートデスクまでお問い合わせください。
3.レポートの設定
DLPOは美しいレポート画面と多様なレポートにて、皆さまの統計的な処理をサポートいたします。
ここでは、「おすすめ基本ビューセット」の設定方法をご紹介します。
図10-1:おすすめ基本ビューセット
(1)レポートを開く
DLPO管理画面の「キャンペーン」または「レポート」を開き、キャンペーングループ一覧より設定したいキャンペーンの アイコンをクリックしてください。
図10-2:キャンペーングループ一覧
(2)ビュー設定
レポート詳細が表示されます。初回表示時にはエリアに対し1つのビューが表示されています。
画面右側に表示される縦バーの「ビューセット設定」にマウスをドラッグして、表示されたメニューの「ビューの追加」をクリックして、ビューを2つ追加してください。
上から2つ目のビューの アイコンをクリックし、「ビュー設定」を表示させてください。ビュー設定にて、以下を設定し「登録」ボタンをクリックしてください。
・「CVポイント」のプルダウンから「申込完了」を選択してください。
・「サムネイル」のラジオボタンから「表示しない」を選択してください。
編集したビューのCVポイントが「無料体験申込フォーム」から「申込完了」に変更されていることを確認してください。
図10-3:2つ目のビュー設定
上から3つ目のビューの「クリエイティブ種別」プルダウンより、「クリエイティブ-時系列」を選択してください。
図10-4:3つ目のビュー設定
その後、上から3つ目のビューの アイコンをクリックし、「ビュー設定」を表示させてください。ビュー設定にて、以下を設定し「登録」ボタンをクリックしてください。
・「CVポイント」のプルダウンから「申込完了」を選択してください。
(3)ビューセットの保存
ここまでのビューセットを保存しましょう。「名前をつけて保存」をクリックしてください。
「ビューセットの保存」にてビューセット名称に「おすすめビューセット」と入力し「保存」ボタンをクリックしてください。
保存することで、今後計測されたデータをこのビューセットで確認することが可能です。
図10-5:ビューセットの保存
以上がVisualキャンペーン作成による設定手順となります。
ご不明点が解消されない場合は、DLPOサポートデスクまでご連絡ください。