多変量テストの設定チュートリアルとは
DLPOでは以下の2つの方法で多変量テストを実施することができます。
1)エリア別多変量テスト
2)パターン別多変量テスト
この2つはテスト数や施策内容によって適宜使い分けてください。
このチュートリアルでは、「エリア別多変量テスト」と「パターン別多変量テスト」の設定方法をご紹介します。なお、多変量テストはコードエディターである「Standardキャンペーン作成」でのみ設定することができます。
エリア別多変量テストとは
「エリア別多変量テスト」とは、ページ上の複数のテストエリアで、同時にABテストを行い各エリアで最も効果が高いクリエイティブを見つける手法です。
図1:エリア別多変量テストイメージ
パターン別多変量テストとは
「パターン別多変量テスト」とは、ページ上の複数のテストエリアに配信されるクリエイティブの組み合わせから、最も効率の高い組み合わせパターンを見つける手法です。
図2:パターン別多変量テストイメージ
エリア別多変量テストの設定手順
3箇所のテストエリアにて計10個のクリエイティブを用意して、それぞれ均等に配信して各箇所でどのパターンのコンバージョン率が高いかを検証する「エリア別多変量テスト」の設定方法をご紹介します。
■はじめに
DLPOを導入する際にプランニングを行い、ランディングページのテスト要素(表示切替要素)やコンバージョンページ等を決定します。このチュートリアルのプランニングは以下の通りです。
・弊社で用意したサンプルサイト「テック・キャリア・パートナーズ」(https://dlpo.jp/demo/)のLPを使用し、コンバージョンページは「1週間無料体験お申込みフォーム」の「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」といたします。
図3-1:サンプルサイトの構成
・LPトップページにて「メインビジュアル」「アクションボタン」「コンテンツ」の3箇所をテストエリアとし、メインビジュアルは3パターン、アクションボタンは4パターン、コンテンツは配置順序の切替を3パターンの計10個のクリエイティブを使用します。
※Aパターンは配信しても表示が切り替わらない(=デフォルトが表示)HTMLを何も記述しない「空クリエイティブ」として作成します。
図3-2:表示切り替え箇所と切り替えパターン
1.タグ設置
ワンコード実装またはダイレクトコード実装にて、クリエイティブを配信する「エリア」、コンバージョンを計測する「コンバージョンポイント」を設定してください。
(1)エリア設定
クリエイティブを切り替える「エリア」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてページ設定>ワンコード設定と進み、ワンコード条件登録より「エリア」を登録してください。LPトップページのメインビジュアルを切り替えるのでLPトップページのURLを「エリア設置URL」へ入力してください。また、設定例では「メインビジュアル」「アクションボタン」「コンテンツ」の3箇所がエリアとなるため、エリア数には「3」を入力してください。ワンコード条件を登録したら、対象条件をワンコードルール設定へ追加し「作成/更新」ボタンをクリックしてください。
エリア条件のワンコードルール設定後、LPトップページにワンコードタグを設置してください。
ワンコード実装の詳細は「ワンコード実装」をご覧ください。
図4-1:ワンコード実装でのエリア設定イメージ
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてページ設定>ダイレクトコード設定と進み、「エリアタグを作成する」よりエリアタグを作成してください。設定例では「メインビジュアル」「アクションボタン」「コンテンツ」の3箇所がエリアとなるため、それぞれのエリアタグを作成し、LPトップページの該当箇所に設置してください。
ダイレクトコード実装の詳細は「ダイレクトコード実装」をご覧ください。
図4-2:ダイレクトコード実装でのエリア設定イメージ(メインビジュアル)
(2)コンバージョン設定
テストの測定対象となる「コンバージョンポイント」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてページ設定>ワンコード設定と進み、ワンコード条件登録より「コンバージョン」を登録してください。コンバージョンポイント1つにつき、コンバージョン条件を1つ登録する必要があります。「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」の2つのコンバージョン条件を登録してください。ワンコード条件を登録したら、対象条件をワンコードルール設定へ追加し「作成/更新」ボタンをクリックしてください。
コンバージョン条件のワンコードルール設定後、「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」にワンコードタグを設置してください。
ワンコード実装の詳細は「ワンコード実装」をご覧ください。
図4-3:ワンコード実装でのコンバージョン設定イメージ(1.無料体験申込フォーム)
図4-4:ワンコード実装でのコンバージョン設定イメージ(3.申込完了)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてページ設定>ダイレクトコード設定と進み、「コンバージョンタグを作成する」よりコンバージョンタグを作成してください。コンバージョンポイント1つにつき、コンバージョンタグを1つ作成する必要があります。「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」の2つのコンバージョンタグを作成してください。対象ページを閲覧した場合にコンバージョンを計測したいため、計測タイミングはいずれも「ページビュー」を設定してください。対象ページに制御タグ、コンバージョンタグを設置してください。
ダイレクトコード実装の詳細は「ダイレクトコード実装」をご覧ください。
図4-5:ダイレクトコード実装でのコンバージョン設定イメージ(1.無料体験申込フォーム)
図4-6:ダイレクトコード実装でのコンバージョン設定イメージ(3.申込完了)
(3)ページ読み込み
エリアとコンバージョンがDLPO管理画面で認識されるためには、タグを設置したページを一度ブラウザで読み込む必要があります。
タグを設置した
・LPトップページ
・1.無料体験申込フォーム
・3.申込完了
を一度ブラウザで読み込んでください。
図4-7:ブラウザ読み込み対象ページ
(4)認識確認
管理画面にてページ設定>エリア一覧と進み、エリアがDLPO管理画面上で認識されているかを確認してください。エリア一覧の詳細は「エリア一覧」をご覧ください。
図4-8:エリアグループ一覧
同様に、管理画面にてページ設定>コンバージョン一覧と進み、コンバージョンポイントがDLPO管理画面上で認識されているかを確認してください。コンバージョン一覧の詳細は「コンバージョン一覧」をご覧ください。
図4-9:コンバージョングループ一覧
エリアやコンバージョンポイントが管理画面上で認識されない場合は、以下の点をご確認ください。
【共通確認事項】
・各種タグは対象ページに設置されていますか?
・各種タグを設置したページにアクセスしてみましたか?
【ワンコード実装の場合の確認事項】
・ワンコード条件にて登録したURLは正しいですか?
・ワンコードルールに条件を追加しましたか?
・ワンコードルール設定の一覧に条件が表示されていますか?
・ワンコードルール設定の作成/更新を押しましたか?
【ダイレクトコード実装の場合の確認事項】
・制御タグは設置していますか?
・制御タグのパスは正しいですか?
・通信ファイル(adlpo.jp)はアップロードされていますか?
・エリアタグは入れ子構造になっていませんか?
・エリアタグの文字コードは正しく設定されていますか?
※管理画面上への認識まで少し時間がかかる場合もございます。上記をご確認頂いても管理画面上にエリアやコンバージョンポイントが認識されない場合はしばらく時間を空けてから再度ログインをしてご確認ください。
(5)表示名称の変更
エリアやコンバージョンポイントが認識されていることを確認できましたら、この後の設定にて判別しやすくするため「表示名称」の変更をお勧めします。
エリアやコンバージョンポイントの名称は半角英数字で登録されるため、エリア一覧、コンバージョン一覧にて「表示名称」を変更してください。
図4-10:エリア「表示名称」変更
図4-11:コンバージョン「表示名称」変更
2.クリエイティブの登録
エリアに配信するクリエイティブを登録してください。
図5-1:クリエイティブ登録パターン
(1)メインビジュアル Aパターンの登録
メインビジュアルのクリエイティブ「Aパターン」を登録してください。
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容を初期表示のまま登録すると、何も配信しないクリエイティブとして登録することができます。これをキャンペーンに組み込むことによってデフォルトパターン(Aパターン)の効果を測定することができます。
図5-2:メインビジュアル Aパターンの登録
(2)メインビジュアル Bパターンの登録
メインビジュアルのクリエイティブ「Bパターン」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「ワンコード実装用エディター」を選択してください。クリエイティブを切り替える箇所としてエリア設定にて登録した「エリア」を設定してください。切り替え方法を「の中身を書き換える」に設定し、切り替え内容にBパターンの画像を表示するHTMLタグを設定してください。
図5-3:メインビジュアル Bパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容にBパターンの画像を表示するHTMLタグを設定してください。
図5-4:メインビジュアル Bパターンの登録(HTMLエディター)
(3)メインビジュアル Cパターンの登録
メインビジュアルのクリエイティブ「Cパターン」を登録してください。
登録方法は「(2)メインビジュアル Bパターンの登録」をご覧ください。以下はワンコード実装用エディターの登録イメージになります。
図5-5:メインビジュアル Cパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
(4)アクションボタン Aパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Aパターン」を登録してください。
メインビジュアルのクリエイティブ「Aパターン」の登録方法と同様に、管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」より何も配信しないクリエイティブを登録してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図5-6:アクションボタン Aパターンの登録
(5)アクションボタン Bパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Bパターン」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「ワンコード実装用エディター」を選択してください。クリエイティブを切り替える箇所としてエリア設定にて登録した「エリア」を設定してください。切り替え方法を「の中身を書き換える」に設定し、切り替え内容にBパターンのテキストを表示するHTMLタグを設定してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図5-7:アクションボタン Bパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容にBパターンのテキストを表示するHTMLタグを設定してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図5-8:アクションボタン Bパターンの登録(HTMLエディター)
(6)アクションボタン Cパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Cパターン」を登録してください。
登録方法は「(5)アクションボタン Bパターンの登録」をご覧ください。以下はワンコード実装用エディターの登録イメージになります。
図5-9:アクションボタン Cパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
(7)アクションボタン Dパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Dパターン」を登録してください。
登録方法は「(5)アクションボタン Bパターンの登録」をご覧ください。以下はワンコード実装用エディターの登録イメージになります。
図5-10:アクションボタン Dパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
(8)コンテンツの配信順序変更 Aパターンの登録
コンテンツの配信順序変更のクリエイティブ「Aパターン」を登録してください。
他のクリエイティブ「Aパターン」の登録方法と同様に、管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」より何も配信しないクリエイティブを登録してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図5-11:コンテンツの配信順序変更 Aパターンの登録
(9)コンテンツの配信順序変更 Bパターンの登録
コンテンツの配信順序変更のクリエイティブ「Bパターン」を登録してください。
まず、コンテンツ内の順序を変更したい箇所の「id」名を調べます。設定例では<div>タグにて「style」「cource」のid名がそれぞれ設定されています。Bパターンではこのうちの「style」の後に「course」を移動します。
図5-12:変更箇所の確認
【ワンコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「ワンコード実装用エディター」を選択してください。切り替え方法を「の後に移動」に設定し、基準となる位置として「id」「style」を、移動対象に「id」「course」を設定してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図5-13:コンテンツの配信順序変更 Bパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容にBパターンの配信順序としたHTMLタグを設定してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図5-14:コンテンツの配信順序変更 Bパターンの登録(HTMLエディター)
(10)コンテンツの配信順序変更 Cパターンの登録
コンテンツの配信順序変更のクリエイティブ「Cパターン」を登録してください。
Cパターンではコンテンツ内の順序を変更したい箇所のうち「voice」の後に「style」を移動します。
(9)にて作成したBパターンをコピーして、これをベースにCパターンを作成します。
管理画面にてクリエイティブのクリエイティブグループ一覧より、Bパターン(配信順序変更)にチェックを入れて「コピー」ボタンをクリックしてください。Bパターンのコピーが作成されたことを確認し、 アイコンをクリックしてください。
【ワンコード実施】
コピーされたクリエイティブの編集画面が表示されるため、名前、基準となる位置、移動対象を変更し、登録してください。
図5-15:コンテンツの配信順序変更 Cパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
コピーされたクリエイティブの編集画面が表示されるため、名前とHTMLエディター設定の内容を変更し、登録してください。
図5-16:コンテンツの配信順序変更 Cパターンの登録(HTMLエディター)
(11)クリエイティブの確認
ここまでのクリエイティブの登録が終わりましたら、管理画面>クリエイティブの「クリエイティブグループ一覧」にて、登録した計10個のクリエイティブがあることを確認してください。
図5-17:クリエイティブグループ一覧
3.キャンペーンの登録
Standardキャンペーン作成にてキャンペーンを登録してください。
なお、キャンペーン作成についての詳細は「Standardキャンペーン作成による設定」をご覧ください。
(1)基本設定
管理画面のキャンペーンにて、Standardキャンペーン作成の「キャンペーンを作成する」をクリックしてください。Standardキャンペーン作成の「1.基本設定」にて「キャンペーン名」「稼働日時」を設定し、「次へ」ボタンをクリックしてください。
図6-1:「1.基本設定」
(2)詳細設定
「2.詳細設定」の「エリア設定」にてメインビジュアルのエリア「LPトップページ1」を選択し、「追加」ボタンをクリックしてください。
図6-2:「2.詳細設定」エリアの設定(LPトップページ1)
エリアを追加するとターゲティングセグメント、クリエイティブパターンの設定欄が表示されます。「クリエイティブ設定」の「エリア」欄に、選択したエリアが表示されていることを確認してください。その後、同様に「エリア設定」にてアクションボタンのエリア「LPトップページ2」と、コンテンツの配信順序変更用エリア「LPトップページ3」を選択し、それぞれ追加してください。「クリエイティブ設定」の「エリア」欄に、選択したエリアが追加されます。
図6-3:「2.詳細設定」エリアの設定(LPトップページ2、LPトップページ3)
エリア毎にクリエイティブをそれぞれ設定してください。
まず、「LPトップページ1」の右の「クリエイティブ一括追加」をクリックし、メインビジュアルのクリエイティブ「Aパターン」「Bパターン」「Cパターン」にチェックを入れて「選択」をクリックしてください。
図6-4:「2.詳細設定」クリエイティブ一括追加(LPトップページ1)
同様に「クリエイティブ一括追加」にて、「LPトップページ2」「LPトップページ3」に対しクリエイティブを設定してください。
設定が完了し、クリエイティブが追加されていることを確認できましたら、最下部にある「次へ」ボタンをクリックしてください。
図6-5:「2.詳細設定」クリエイティブ一括追加(LPトップページ2、LPトップページ3)
(3)コンバージョン設定
「3.コンバージョン設定」の「コンバージョンポイント」にてコンバージョンポイントを選択してください。まず「無料体験申込フォーム」を選択すると「追加」ボタンが出現するので、「追加」ボタンをクリックしてください。
図6-6:「3.コンバージョン設定」コンバージョンポイントの追加
「追加」ボタンをクリックすると、下にコンバージョン名欄が追加されます。同様に「申込完了」も追加し、対象コンバージョンポイントを追加しましたら「登録」ボタンをクリックしてキャンペーンの設定を完了させてください。
図6-7:「3.コンバージョン設定」コンバージョンポイントの確認&登録
4.表示の確認とキャンペーンの稼働
登録したキャンペーンが正しく表示されるか確認し、キャンペーンを稼働させてください。
(1)プレビュー確認
キャンペーン設定後にキャンペーンを稼働せずに(もしくは稼働後にも)、LP上のクリエイティブ表示をご確認いただける「プレビュー」機能にて、登録したキャンペーンが正しく表示されるかを確認してください。管理画面のキャンペーンにて、「キャンペーングループ一覧」より対象キャンペーンの アイコンをクリックしてください。
各「エリア」のプルダウンより対象パターンを選択し、「プレビュー」ボタンをクリックすると指定された条件を反映したプレビューが別タブに表示されます。
図7-1:プレビュー
表示されたプレビューより、以下チェックポイントをご確認ください。プレビューの詳細については「プレビュー機能」をご覧ください。
【チェックポイント】
・ビジュアルが切り替わるか
・表示が崩れていないか
・ページ内のリンクなどクリックされる箇所をクリックして正しく動作するか
※可変箇所のクリエイティブ内にリンクなどが無い場合でも、ページ内のすべてのクリックされる箇所について、動作確認することをお勧めします。
「2.クリエイティブの登録」にて、クリエイティブを登録する際にサムネイル画像は未登録のまま進めました。プレビュー確認にてそれぞれのキャプチャー(スクリーンショット)を撮影しサムネイル登録しておくと、この後のレポート確認時に表示することができます。
クリエイティブのサムネイル画像は、管理画面のクリエイティブにて、クリエイティブグループ一覧の該当箇所に画像をドロップするだけで簡単に登録することができます。詳細は「クリエイティブ設定とは」をご覧ください。
(2)キャンペーン稼働
プレビュー機能にて確認が済みましたら、プレビューウィンドウは閉じてキャンペーンを稼働させます。管理画面のキャンペーンにて、キャンペーングループ一覧より対象キャンペーンの「稼働ON/OFF」を「ON」に設定してください。確認アラートが表示されるので「OK」をクリックするとキャンペーンが稼働します。
図7-2:キャンペーンの稼働
キャンペーンが稼働しない場合は、以下の点をご確認ください。
【確認事項】
・稼働日時は正しく設定されていますか?
・Aパターンが表示されている可能性がございます。同じブラウザでは同じクリエイティブが表示される仕様ですので、他のブラウザや他の端末で他のパターンが表示されるかをご確認ください。
※以上をご確認いただいた上で、キャンペーンが稼働しない場合は、DLPOサポートデスクまでお問い合わせください。
5.レポートの設定
ここまでの設定が行われていることで、レポートでは下図のようなビューセットが作成されています。
DLPO管理画面の「キャンペーン」または「レポート」を開き、キャンペーングループ一覧より「エリア別多変量テスト」キャンペーンの アイコンをクリックしてください。
図8:レポート詳細「エリア別多変量テスト」
エリア別多変量テストの場合、基本的にはこのビューセットをお勧めしています。
個別のエリアについてもう少し詳しいビューを設定する、などレポートのビュー及びビューセットの設定を変更することも可能です。詳細は「レポート詳細」をご覧ください。
なお、ビュー及びビューセットの設定を変更した場合は、必ずビューセットを保存してください。
以上がエリア別多変量テストの設定手順となります。
ご不明点が解消されない場合は、DLPOサポートデスクまでご連絡ください。
パターン別多変量テストの設定手順
計7個のクリエイティブ用意して、それぞれ組み合わせたパターンを均等に配信し、どの組み合わせパターンのコンバージョン率が高いかを検証する「パターン別多変量テスト」の設定方法をご紹介します。
■はじめに
DLPOを導入する際にプランニングを行い、ランディングページのテスト要素(表示切替要素)やコンバージョンページ等を決定します。このチュートリアルのプランニングは以下の通りです。
・弊社で用意したサンプルサイト「テック・キャリア・パートナーズ」(https://dlpo.jp/demo/)のLPを使用し、コンバージョンページは「1週間無料体験お申込みフォーム」の「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」といたします。
図9-1:サンプルサイトの構成
・LPトップページにて「メインビジュアル」「アクションボタン」の2箇所をテストエリアとし、メインビジュアルは3パターン、アクションボタンは4パターンの計7個のクリエイティブを使用します。
※Aパターンは配信しても表示が切り替わらない(=デフォルトが表示)HTMLを何も記述しない「空クリエイティブ」として作成します。
図9-2:表示切り替え箇所と切り替えパターン
1.タグ設置
ワンコード実装またはダイレクトコード実装にて、クリエイティブを配信する「エリア」、コンバージョンを計測する「コンバージョンポイント」を設定してください。
(1)エリア設定
クリエイティブを切り替える「エリア」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてページ設定>ワンコード設定と進み、ワンコード条件登録より「エリア」を登録してください。LPトップページのメインビジュアルを切り替えるのでLPトップページのURLを「エリア設置URL」へ入力してください。また、設定例では「メインビジュアル」「アクションボタン」の2箇所がエリアとなるため、エリア数には「2」を入力してください。ワンコード条件を登録したら、対象条件をワンコードルール設定へ追加し「作成/更新」ボタンをクリックしてください。
エリア条件のワンコードルール設定後、LPトップページにワンコードタグを設置してください。
ワンコード実装の詳細は「ワンコード実装」をご覧ください。
図10-1:ワンコード実装でのエリア設定イメージ
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてページ設定>ダイレクトコード設定と進み、「エリアタグを作成する」よりエリアタグを作成してください。設定例では「メインビジュアル」「アクションボタン」の2箇所がエリアとなるため、それぞれのエリアタグを作成し、LPトップページの該当箇所に設置してください。
ダイレクトコード実装の詳細は「ダイレクトコード実装」をご覧ください。
図10-2:ダイレクトコード実装でのエリア設定イメージ(メインビジュアル)
(2)コンバージョン設定
テストの測定対象となる「コンバージョンポイント」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてページ設定>ワンコード設定と進み、ワンコード条件登録より「コンバージョン」を登録してください。コンバージョンポイント1つにつき、コンバージョン条件を1つ登録する必要があります。「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」の2つのコンバージョン条件を登録してください。ワンコード条件を登録したら、対象条件をワンコードルール設定へ追加し「作成/更新」ボタンをクリックしてください。
コンバージョン条件のワンコードルール設定後、「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」にワンコードタグを設置してください。
ワンコード実装の詳細は「ワンコード実装」をご覧ください。
図10-3:ワンコード実装でのコンバージョン設定イメージ(1.無料体験申込フォーム)
図10-4:ワンコード実装でのコンバージョン設定イメージ(3.申込完了)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてページ設定>ダイレクトコード設定と進み、「コンバージョンタグを作成する」よりコンバージョンタグを作成してください。コンバージョンポイント1つにつき、コンバージョンタグを1つ作成する必要があります。「1.無料体験申込フォーム」と「3.申込完了」の2つのコンバージョンタグを作成してください。対象ページを閲覧した場合にコンバージョンを計測したいため、計測タイミングはいずれも「ページビュー」を設定してください。対象ページに制御タグ、コンバージョンタグを設置してください。
ダイレクトコード実装の詳細は「ダイレクトコード実装」をご覧ください。
図10-5:ダイレクトコード実装でのコンバージョン設定イメージ(1.無料体験申込フォーム)
図10-6:ダイレクトコード実装でのコンバージョン設定イメージ(3.申込完了)
(3)ページ読み込み
エリアとコンバージョンがDLPO管理画面で認識されるためには、タグを設置したページを一度ブラウザで読み込む必要があります。
タグを設置した
・LPトップページ
・1.無料体験申込フォーム
・3.申込完了
を一度ブラウザで読み込んでください。
図10-7:ブラウザ読み込み対象ページ
(4)認識確認
管理画面にてページ設定>エリア一覧と進み、エリアがDLPO管理画面上で認識されているかを確認してください。エリア一覧の詳細は「エリア一覧」をご覧ください。
図10-8:エリアグループ一覧
同様に、管理画面にてページ設定>コンバージョン一覧と進み、コンバージョンポイントがDLPO管理画面上で認識されているかを確認してください。コンバージョン一覧の詳細は「コンバージョン一覧」をご覧ください。
図10-9:コンバージョングループ一覧
エリアやコンバージョンポイントが管理画面上で認識されない場合は、以下の点をご確認ください。
【共通確認事項】
・各種タグは対象ページに設置されていますか?
・各種タグを設置したページにアクセスしてみましたか?
【ワンコード実装の場合の確認事項】
・ワンコード条件にて登録したURLは正しいですか?
・ワンコードルールに条件を追加しましたか?
・ワンコードルール設定の一覧に条件が表示されていますか?
・ワンコードルール設定の作成/更新を押しましたか?
【ダイレクトコード実装の場合の確認事項】
・制御タグは設置していますか?
・制御タグのパスは正しいですか?
・通信ファイル(adlpo.jp)はアップロードされていますか?
・エリアタグは入れ子構造になっていませんか?
・エリアタグの文字コードは正しく設定されていますか?
※管理画面上への認識まで少し時間がかかる場合もございます。上記をご確認頂いても管理画面上にエリアやコンバージョンポイントが認識されない場合はしばらく時間を空けてから再度ログインをしてご確認ください。
(5)表示名称の変更
エリアやコンバージョンポイントが認識されていることを確認できましたら、この後の設定にて判別しやすくするため「表示名称」の変更をお勧めします。
エリアやコンバージョンポイントの名称は半角英数字で登録されるため、エリア一覧、コンバージョン一覧にて「表示名称」を変更してください。
図10-10:エリア「表示名称」変更
図10-11:コンバージョン「表示名称」変更
2.クリエイティブの登録
エリアに配信するクリエイティブを登録してください。
図11-1:クリエイティブ登録パターン
(1)メインビジュアル Aパターンの登録
メインビジュアルのクリエイティブ「Aパターン」を登録してください。
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容を初期表示のまま登録すると、何も配信しないクリエイティブとして登録することができます。これをキャンペーンに組み込むことによってデフォルトパターン(Aパターン)の効果を測定することができます。
図11-2:メインビジュアル Aパターンの登録
(2)メインビジュアル Bパターンの登録
メインビジュアルのクリエイティブ「Bパターン」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「ワンコード実装用エディター」を選択してください。クリエイティブを切り替える箇所としてエリア設定にて登録した「エリア」を設定してください。切り替え方法を「の中身を書き換える」に設定し、切り替え内容にBパターンの画像を表示するHTMLタグを設定してください。
図11-3:メインビジュアル Bパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容にBパターンの画像を表示するHTMLタグを設定してください。
図11-4:メインビジュアル Bパターンの登録(HTMLエディター)
(3)メインビジュアル Cパターンの登録
メインビジュアルのクリエイティブ「Cパターン」を登録してください。
登録方法は「(2)メインビジュアル Bパターンの登録」をご覧ください。以下はワンコード実装用エディターの登録イメージになります。
図11-5:メインビジュアル Cパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
(4)アクションボタン Aパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Aパターン」を登録してください。
メインビジュアルのクリエイティブ「Aパターン」の登録方法と同様に、管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」より何も配信しないクリエイティブを登録してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図11-6:アクションボタン Aパターンの登録
(5)アクションボタン Bパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Bパターン」を登録してください。
【ワンコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「ワンコード実装用エディター」を選択してください。クリエイティブを切り替える箇所としてエリア設定にて登録した「エリア」を設定してください。切り替え方法を「の中身を書き換える」に設定し、切り替え内容にBパターンのテキストを表示するHTMLタグを設定してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図11-7:アクションボタン Bパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
【ダイレクトコード実装】
管理画面にてクリエイティブ>クリエイティブ個別登録と進み、「HTMLエディター」を選択してください。HTMLエディター設定の内容にBパターンのテキストを表示するHTMLタグを設定してください。他のクリエイティブとの混同を避けるため、「メモ」にクリエイティブの説明を設定しておくことをお勧めします。
図11-8:アクションボタン Bパターンの登録(HTMLエディター)
(6)アクションボタン Cパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Cパターン」を登録してください。
登録方法は「(5)アクションボタン Bパターンの登録」をご覧ください。以下はワンコード実装用エディターの登録イメージになります。
図11-9:アクションボタン Cパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
(7)アクションボタン Dパターンの登録
アクションボタンのクリエイティブ「Dパターン」を登録してください。
登録方法は「(5)アクションボタン Bパターンの登録」をご覧ください。以下はワンコード実装用エディターの登録イメージになります。
図11-10:アクションボタン Dパターンの登録(ワンコード実装用エディター)
(8)クリエイティブの確認
ここまでのクリエイティブの登録が終わりましたら、管理画面>クリエイティブの「クリエイティブグループ一覧」にて、登録した計7個のクリエイティブがあることを確認してください。
図11-11:クリエイティブグループ一覧
3.キャンペーンの登録
Standardキャンペーン作成にてキャンペーンを登録してください。
なお、キャンペーン作成についての詳細は「Standardキャンペーン作成による設定」をご覧ください。
(1)基本設定
管理画面のキャンペーンにて、Standardキャンペーン作成の「キャンペーンを作成する」をクリックしてください。Standardキャンペーン作成の「1.基本設定」にて「キャンペーン名」「稼働日時」を設定し、「次へ」ボタンをクリックしてください。
図12-1:「1.基本設定」
(2)詳細設定
「2.詳細設定」の「エリア設定」にてメインビジュアルのエリア「LPトップページ1」を選択し、「追加」ボタンをクリックしてください。
図12-2:「2.詳細設定」エリアの設定(LPトップページ1)
エリアを追加するとターゲティングセグメント、クリエイティブパターンの設定欄が表示されます。「クリエイティブ設定」の「エリア」欄に、選択したエリアが表示されていることを確認してください。その後、同様に「エリア設定」にてアクションボタンのエリア「LPトップページ2」を選択し、追加してください。「クリエイティブ設定」の「エリア」欄に、選択したエリアが追加されます。
図12-3:「2.詳細設定」エリアの設定(LPトップページ2、LPトップページ3)
エリア毎にクリエイティブをそれぞれ設定してください。
まず、「LPトップページ1」の右の「クリエイティブ一括追加」をクリックし、メインビジュアルのクリエイティブ「Aパターン」「Bパターン」「Cパターン」にチェックを入れて「選択」をクリックしてください。
図12-4:「2.詳細設定」クリエイティブ一括追加(LPトップページ1)
同様に「クリエイティブ一括追加」にて、「LPトップページ2」に対しクリエイティブを設定してください。
図12-5:「2.詳細設定」クリエイティブ一括追加(LPトップページ2)
各エリアに対するクリエイティブの設定が完了したら「組み合わせパターンにする」をクリックし、表示されたアラートの「OK」ボタンをクリックしてください。
図12-6:「2.詳細設定」クリエイティブ設定「組み合わせパターンにする」
各エリアに対し、それぞれのクリエイティブを組み合わせたパターンが追加されます。そのため、クリエイティブ設定には手動で設定した「パターン1」を含め、計13パターンが表示されます。
手動で設定した「パターン1」は組み合わせパターンを作成するための設定となり、パターン別多変量テストとしては不要なパターンのため削除します。「パターン1」を削除することで3×4=12パターンが完成します。
※1つのキャンペーン内では100パターンまでしか作成することができません。
図12-7:「2.詳細設定」クリエイティブ設定 パターン1の削除
続いて、クリエイティブパターンの表示率を変更してください。
ターゲティングセグメントのヘッダーにある「全選択」をクリックし、全クリエイティブパターンのチェックボックスにチェックを入れてください。その後、「実行」をクリックすると全12パターンの表示率が調整されます。
図12-8:「2.詳細設定」クリエイティブパターンの表示率変更
表示率が変更されていることを確認し、各クリエイティブパターンのパターン名を任意の名称に変更してください。ここでは、AA,AB,AC…といった名称に変更します。
上記設定が全て完了しましたら、ページ最下部の「次へ」ボタンをクリックしてください。
図12-9:「2.詳細設定」クリエイティブパターンの表示率確認&パターン名変更
(3)コンバージョン設定
「3.コンバージョン設定」の「コンバージョンポイント」にてコンバージョンポイントを選択してください。まず「無料体験申込フォーム」を選択すると「追加」ボタンが出現するので、「追加」ボタンをクリックしてください。
図12-10:「3.コンバージョン設定」コンバージョンポイントの追加
「追加」ボタンをクリックすると、下にコンバージョン名欄が追加されます。同様に「申込完了」も追加し、対象コンバージョンポイントを追加しましたら「登録」ボタンをクリックしてキャンペーンの設定を完了させてください。
図12-11:「3.コンバージョン設定」コンバージョンポイントの確認&登録
4.表示の確認とキャンペーンの稼働
登録したキャンペーンが正しく表示されるか確認し、キャンペーンを稼働させてください。
(1)プレビュー確認
キャンペーン設定後にキャンペーンを稼働せずに(もしくは稼働後にも)、LP上のクリエイティブ表示をご確認いただける「プレビュー」機能にて、登録したキャンペーンが正しく表示されるかを確認してください。管理画面のキャンペーンにて、「キャンペーングループ一覧」より対象キャンペーンの アイコンをクリックしてください。
「パターン」のプルダウンより、表示を確認したいクリエイティブパターンを選択し、「プレビュー」ボタンをクリックすると当該パターンのプレビューが別タブに表示されます。
12パターン全てを確認しましょう。
図13-1:プレビュー
表示されたプレビューより、以下チェックポイントをご確認ください。プレビューの詳細については「プレビュー機能」をご覧ください。
【チェックポイント】
・ビジュアルが切り替わるか
・表示が崩れていないか
・ページ内のリンクなどクリックされる箇所をクリックして正しく動作するか
※可変箇所のクリエイティブ内にリンクなどが無い場合でも、ページ内のすべてのクリックされる箇所について、動作確認することをお勧めします。
(2)キャンペーン稼働
プレビュー機能にて確認が済みましたら、プレビューウィンドウは閉じてキャンペーンを稼働させます。管理画面のキャンペーンにて、キャンペーングループ一覧より対象キャンペーンの「稼働ON/OFF」を「ON」に設定してください。確認アラートが表示されるので「OK」をクリックするとキャンペーンが稼働します。
図13-2:キャンペーンの稼働
キャンペーンが稼働しない場合は、以下の点をご確認ください。
【確認事項】
・稼働日時は正しく設定されていますか?
・Aパターンが表示されている可能性がございます。同じブラウザでは同じクリエイティブが表示される仕様ですので、他のブラウザや他の端末で他のパターンが表示されるかをご確認ください。
※以上をご確認いただいた上で、キャンペーンが稼働しない場合は、DLPOサポートデスクまでお問い合わせください。
5.レポートの設定
パターン別多変量テストのレポートは下図のようなビューセットの表示をお勧めします。
ここでは”おすすめ基本ビューセット”の設定方法をご紹介します。
図14-1:おすすめ基本ビューセット
(1)レポートを開く
DLPO管理画面の「キャンペーン」または「レポート」を開き、キャンペーングループ一覧より設定したいキャンペーンの アイコンをクリックしてください。
図14-2:キャンペーングループ一覧
(2)ビュー設定
レポート詳細が表示されます。初回表示時にはエリアに対し1つのビューが表示されています。
一番上に表示されているビューの「クリエイティブ種別」プルダウンより、「パターン」を選択してください。
図14-3:クリエイティブ種別「パターン」選択
上から2つ目のビューも同様に「クリエイティブ種別」プルダウンより、「パターン」を選択してください。その後、2つ目のビューの アイコンをクリックし、「ビュー設定」を表示させてください。ビュー設定にて、以下を設定し「登録」ボタンをクリックしてください。
・「CVポイント」のプルダウンから「申込完了」を選択してください。
編集したビューのCVポイントが「無料体験申込フォーム」から「申込完了」に変更されていることを確認してください。
図14-4:CVポイント「申込完了」設定
(3)ビューセットの保存
ここまでのビューセットを保存しましょう。「名前をつけて保存」をクリックしてください。
「ビューセットの保存」にてビューセット名称に「おすすめビューセット」と入力し「保存」ボタンをクリックしてください。
保存することで、今後計測されたデータをこのビューセットで確認することが可能です。
図14-5:ビューセットの保存
以上がパターン別多変量テストの設定手順となります。
ご不明点が解消されない場合は、DLPOサポートデスクまでご連絡ください。