システム設定とは
アカウントのセッションやセキュリティ、レポート計測除外(IP)の確認と設定を行うことができます。
図1:システム設定
セッション管理設定
セッション管理設定はDLPOを動作させるための基本設定です。
初期値から変更する場合のみ「編集」ボタンクリックし、セッション管理設定画面より設定を変更してください。
図2-1:セッション管理設定
■登録項目
編集可能な項目は以下の通りです。
図2-2:セッション管理設定(編集画面)
表1:セッション管理設定 登録項目一覧
項目名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
Cookie有効期間 | 90日 |
1時間~365日で設定してください ユーザー特定や表示・計測制御のために導入サイト訪問者のブラウザに保存されるDLPOのCookie有効期間です。Cookieの有効期間内に導入サイトを再訪問したユーザーは同一ユーザーとして識別され、初回訪問時と同じクリエイティブが配信表示されます。また、セッション有効期間が切れていてもCookieの有効期間内にCVページをユーザーが訪問すると「間接コンバージョン」が計測されます。(通常のコンバージョン「直接コンバージョン」はセッション有効期間内にユーザーがCVページを訪問すると計測されます) |
セッション有効期間 | 1時間 |
1分~24時間で設定してください 導入サイトを訪問したユーザーのセッション有効期間です。セッション時間内は同一ユーザーが再度ページを訪問してもユニークユーザー数(UU)は増えません。また、LP訪問後、セッション時間内にCVページに到達した場合に「直接コンバージョン」の計測を行います。(セッション終了後のコンバージョンは「間接コンバージョン」として計測されます。直接/間接の区別はレポート画面にてご覧頂けます。) |
連続コンバージョン防止日数 | 0日 |
0日~365日で設定してください ※新レポート基盤リリースに伴い、同一ユーザーのCVページの再読み込みによるコンバージョンの重複カウントは発生しなくなりました。 |
タイムアウト時間 | 5秒 |
1秒~60秒で設定してください |
クロスドメイン計測 | 無効 |
有効にする場合、チェックを付けてください |
■セッション管理設定変更時のご注意
「Cookie有効期間」、「タイムアウト時間」、「クロスドメイン計測」はDLPO通信ファイル(ワンコードではsmartadlpo.js、ダイレクトコードではadlpo.js)に直接書き込まれます。
初期値から変更をする場合は変更後、以下の手順でワンコードルールおよび通信ファイルの更新を行って下さい。
- ワンコード実装を利用する場合は「ページ設定>ワンコード設定」から「ワンコードルール設定」の「作成/更新」ボタンをクリックして下さい。
- ダイレクトコード実装を利用する場合は「ページ設定>ダイレクトコード設定」にて「DLPO通信ファイルCDNアップロード」の「JavaScript版アップロード」ボタンをクリックして下さい。
管理画面セキュリティ設定
管理画面セキュリティ設定はご利用アカウントの管理画面へのアクセスに関するセキュリティ設定を行うメニューです。アカウント開設時は未設定となっています。設定を行う場合は「編集」をクリックしてください。
※設定内容は「設定する」にチェックを入れる事で有効となります。一時的に無効にする場合などは、チェックを外してください。
図3-1:管理画面セキュリティ設定
■登録項目
設定項目は以下の通りです。
図3-2:管理画面セキュリティ設定(編集画面)
表2:管理画面ログイン設定 登録項目一覧
項目名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
ログイン許可IP制限 | 未設定 |
管理画面へのログインを許可するIPアドレスを制限する機能です。 設定時は「設定する」にチェックを入れ、ログインを許可するIPアドレスを入力してください。 ※設定時にログインしているIPアドレスを入力せずに登録を完了すると、強制的にログアウトされ、その後ログインができなくなりますのでご注意ください。 |
パスワード有効期間 | 未設定 |
アカウントのパスワードの有効期間を設定します。 設定時は「設定する」にチェックを入れ、有効日数を1~365日から選択してください。 ※パスワード有効期間はアカウント開設時から日数がカウントされています。有効期間を設定する際は設定前に必ずパスワードを変更してください。(30日と設定した場合、設定時にアカウント開設から30日が経過していると、設定直後に有効期間切れとなりますのでご注意ください) |
レポート計測除外設定
レポート計測除外設定はキャンペーン稼働時のレポート計測を行わないIPアドレスを設定するメニューです。社内や関係者からのアクセスをレポート計測から除外したい場合にご利用ください。
※除外設定を行ったIPアドレスからLPに訪問した際は、データ計測はされませんが、クリエイティブの配信表示はご覧頂けます。
図4-1:レポート計測除外設定
■追加手順
設定を行う場合は「追加」をクリックして「(1)個別登録」もしくは「(2)一括登録」を選択してIPアドレスを登録してください。
図4-2:レポート除外IPアドレス
(1)個別計測
IPアドレスを個別に登録します。
図4-3:レポート除外IPアドレス(個別登録)
範囲でアドレスを除外する場合は、ワイルドカード「*」を使用してください。
例)範囲でアドレスを除外する場合
図4-4:入力例
(2)一括登録
複数のIPアドレスを一括で登録します。
登録するIPアドレスを下記のように”カンマ区切り”で改行入力したCSVファイルをご用意の上、登録画面より選択して登録してください。
図4-5:レポート除外IPアドレス(一括登録)
【CSVファイルへのIPアドレス記載例】
図4-6:CSVファイルへのIPアドレス記載例