Standardキャンペーン作成とは
A/Bテスト、パーソナライゼーションをはじめ、多変量テスト、複数ページを跨いだテスト等、より柔軟なテストを作成できるキャンペーン作成機能です。
図1:Standardキャンペーン作成
「ページ設定」での各種タグの設定/作成、LP/CVページへのタグ設置及びDLPOでのタグ認識、「クリエイティブ設定」での配信クリエイティブの登録、「セグメント設定」でのセグメント登録を完了させてからキャンペーンを設定してください。
キャンペーン作成時は、作成済みのエリア、コンバージョンポイント、クリエイティブ、セグメントより該当要素を選択します。
設定手順
1.基本設定
キャンペーンの「キャンペーン名」「稼働日時」などの基本情報や、オプション設定を設定します。
図2-1:1.基本設定
(1)基本設定
「1.基本設定」画面にて「キャンペーン名(必須)」、「稼働日時(必須)」、他入力項目(任意)に値を設定してください。
表1ー1:基本設定の入力項目一覧
項目名 | 設定内容 |
---|---|
キャンペーン名 | キャンペーンの名称を入力してください。 |
稼働日時 |
キャンペーンを稼働させる期間を設定してください。 |
参加率 | LPを訪問したユーザーのキャンペーンへの参加率を設定してください。 LPへの全訪問者ではなく、一部の訪問者に対してのみキャンペーンを稼働(テストを実施)させたい場合に任意の参加率を入力してください。 ※通常は初期値の「100%」から変更する必要はありません。 設定例、注意事項は下記「設定例」をご覧ください。 |
優先順位 | 同一エリアを使用した複数のキャンペーンを設定する際に「セグメントの判別条件が重複する可能性がある場合」に優先して稼働させるキャンペーンを決定するための順位を入力してください。 ※通常は初期値の「1」から変更する必要はありません。 設定例は下記「設定例」をご覧ください。 |
グループ | キャンペーンをグループに入れて登録/管理する際に設定します。 ※グループは予め「キャンペーングループ一覧画面」で作成しておく必要があります。 ※キャンペーンの登録後にキャンペーングループ一覧からグループに移動させる事も可能です。 |
【設定例】
・参加率
例)LPへの訪問者の半分のみでABテストを実施したい
→参加率には「50%」と入力してください。
100人のユーザーが訪問すると50人に対してのみABテストのクリエイティブが配信表示され、残り50人に対してはデフォルト(クリエイティブが配信されていない状態)の表示がされます。
※稼働中のキャンペーンでは参加率は変更しないでください
キャンペーン稼働中のLPにユーザーが訪問すると参加率に応じて参加/不参加が決められ、一度参加/不参加のいずれかに割り振られたユーザーは、その後の参加率の変更内容に関わらず初めの割り振りが有効となるためです。
例)参加率100%で稼働したキャンペーンにて、想定よりもレポートに計上されるUU/impが多いなどの理由で、参加率を途中で50%にした場合
→100%で設定されていた際にLPを訪問し「参加」に割り振られたユーザーが、 50%に変更された後にLPを再訪問すると初めに「参加」しているため、再度「参加」となります。
リピーターの多いLPで稼働後に参加率を変更すると、リピーターには変更前の参加率が適用されてしまうため、想定よりも多い、もしくは少ないUU/impが計上されてしまいますのでご注意ください。
参加率を変更する場合は、キャンペーンをコピーしてコピーした新しいキャンペーンの参加率を変更して稼働するか、新規でキャンペーンを設定して変更したい参加率を設定してください。
・優先順位
例)一つのエリアで以下キャンペーンを同時に稼働させた場合
1)広告パラメーター「ad=sem」というセグメントを選択したキャンペーン:優先順位「1」
2)地域「東京都」というセグメントを選択したキャンペーン:優先順位「2」
→「"東京都"から"ad=sem"というパラメーター付きURLでLPを訪問したユーザー」に対しては
1)の広告パラメーターを判別するキャンペーンが優先され、広告パラメーターの判別が行われ、1)のクリエイティブ配信表示と計測がされます。
→「広告パラメーターなし、もしくは"ad=sem"以外の広告パラメーターの付いたURLで、"東京都"からLPを訪問したユーザー」は、先に1)のキャンペーンの判別がされますが、セグメントに合致しないため、優先順位「2」である2)の地域判別がされ2)のクリエイティブの配信表示と計測がされます。
(2)オプション設定
必要に応じて、オプション設定より各種機能を設定してください。
・GA4連携(PUSH連携)
GoogleAnalytics4(GA4)に対して、キャンペーンの稼働時にキャンペーン、セグメント、パターンまたはクリエイティブ情報を連携することができます。
ご利用の際は「GA4連携(PUSH連携)」の「設定する」にチェックを入れ、連携単位(必須)を設定してください。連携単位は「パターン」と「クリエイティブ」から選択可能です。作成するキャンペーンに適した連携単位を設定してください。連携単位の詳細は「GoogleAnalytics4連携設定(PUSH自動連携)- 連携単位について」をご覧ください。
また、GA4でオーディエンスを使用する場合は、「オーディエンスを使用する」にチェックを入れてください。
これらの設定により、キャンペーン稼働時に連携用スクリプトが自動的に埋め込まれる仕組みとなっています。
※GoogleAnalytics4のタグ設定は別途対応が必要となります。
※本機能の利用には、事前に連携設定が必要となります。詳細は「GoogleAnalytics4連携設定(PUSH自動連携)」をご覧ください。
図2-2:GA4連携(PUSH連携)
・Adobe Analytics連携
AdobeAnalyticsに対して、キャンペーンの稼働時にキャンペーン情報を連携することができます。
ご利用の際は「Adobe Analytics連携」の「設定する」にチェックを入れてください。キャンペーン稼働時に、JavaScriptでグローバルにアクセス可能なオブジェクト「dlpoContents」にキャンペーン情報が設定されます。この情報をAdobe Analyticsへの連携にご活用ください。
詳細は「Adobe Analytics連携設定」をご覧ください。
・ヒートマップツール連携
指定したヒートマップツールに対して、キャンペーンの稼働時にキャンペーン情報を自動的に連携することができます。以下のツールで連携が可能です。
表1-2:ヒートマップツール一覧
ツール名 | 説明 |
---|---|
Contentsquare | ヒートマップを代表としたユーザー行動分析ツール 詳細は「Contentsquare連携設定」をご覧ください。 |
Microsoft Clarity |
Microsoft社が提供する無料のユーザー行動分析ツール |
ご利用の際は「ヒートマップツール連携」の「設定する」にチェックを入れてください。その後、表示されるヒートマップツール一覧から、利用したいツールにチェックを入れてください。キャンペーン稼働時に、選択したツールと連携するためのスクリプトが自動的に埋め込まれる仕組みとなっています。
※ヒートマップツールのタグ設定は別途対応が必要となります。
・行動ターゲティング設定
キャンペーンでセグメント「サイト内行動履歴」「過去広告パラメーター」「過去アクセス元URL」を使用する際に、セグメントの判別で参照する「行動履歴取得」キャンペーンを選択します。
※予め「トラフィック登録・一覧」にてトラフィックの設定を行い「行動履歴取得」キャンペーンを作成してください。活用事例、また活用事例に沿った設定手順を「サイト内行動履歴セグメントの活用事例」に纏めていますのでご参考ください。
ご利用の際は「行動ターゲティング設定」にて「設定する」にチェックを入れ、プルダウンから別途設定したセグメント判別で参照する「行動履歴取得」キャンペーンを選択してください。2.詳細設定画面のセグメントで「サイト内行動履歴」「過去広告パラメーター」「過去アクセス元URL」を使用したセグメントを選択しても、ここでの「行動履歴取得」が選択されていないと、セグメント判別が動作しませんので、必ず選択してください。
※行動履歴取得キャンペーンに設定されているトラフィックタグIDがワンコード実装の場合はトラフィックの条件で正しく設定されているか、ダイレクトコード実装の場合はサイト内に設置されているトラフィックタグに正しく記載されているかをご確認ください。
※当機能は、キャンペーンを新規作成する際に設定することができます。作成済みのキャンペーンは設定を変更できませんのでご注意ください。
図2-3:行動ターゲティング設定
・IPアドレス制限
IPアドレスを指定して、特定のIPアドレス上にてキャンペーンを稼働させることができます。作成したキャンペーンを社内IPアドレス内で稼働させ検証したい、セグメント条件とは別にIPアドレスを指定してキャンペーンを稼働させたい場合などにご利用ください。
ご利用の際は「IPアドレス制限」の「設定する」にチェックを入れ、IPアドレス入力欄に特定のIPアドレスを指定してください。IPアドレスは範囲指定可能なため、固定の場合は同じ値をFrom-Toに設定してください。
また、IPアドレス入力欄は追加することも可能です。IPアドレスを複数指定したい場合に「入力欄追加」をクリックし、IPアドレス入力欄を追加してください。複数指定したIPアドレスは「OR」条件となります。
図2-4:IPアドレス制限
(3)次へ
設定が完了した後、「次へ」をクリックしてください。
2.詳細設定
「2.詳細設定」画面にてターゲティングセグメント、クリエイティブパターン、エリア、配信するクリエイティブを設定します。必要に応じて「セグメント別分析設定」を設定します。
図3-1:2.詳細設定
(1)エリア設定
クリエイティブを配信表示するLP上のエリアを設定してください。
プルダウンより使用するエリアを選択し「追加」をクリックしてください。エリアが追加されると「ターゲティングセグメント」のボックスが作成され、「クリエイティブ設定」内にエリア名が表示されます。
図3-2:エリアを追加した場合
一つのキャンペーンにてLP上の複数のエリアを使用する場合は、プルダウンからエリアを選択し「追加」をクリックする操作を繰り返してください。
図3-3:複数のエリアを追加した場合
(2)ターゲティングセグメント設定
クリエイティブの配信表示/テストを行う条件「ターゲティングセグメント」を設定してください。
はじめにエリアを追加した際には、ターゲティングセグメントなし(条件なし)のターゲティングセグメントが作成されます。
ターゲティングセグメントの設定項目は以下の通りです。
表2-1:ターゲティングセグメント設定項目一覧
項目名 | 設定内容 |
---|---|
ターゲティングセグメント名 | ターゲティングセグメントの名称を設定してください。(必須) ターゲティングセグメント追加時に自動的に設定されます。 |
コピー |
ターゲティングセグメント名の右横「コピー」をクリックしてください。対象ターゲティングセグメントがコピーされ、新たに追加されます。 |
削除 |
ターゲティングセグメントの「×」をクリックしてください。対象ターゲティングセグメントが削除されます。 |
表示率の変更 |
クリエイティブパターンを選択し、「選択パターンの表示率合計を「***」%にする」に値を設定後、「実行」をクリックしてください。 |
セグメント設定 |
特定のセグメントに合致する訪問者に対してのみクリエイティブを配信する場合に選択してください。 |
優先順位 |
複数のターゲティングセグメントを設定する際に「セグメントの判別条件が重複する可能性がある場合」に優先して判別させるターゲティングセグメントを決定するための順位を設定します。優先順に「1,2,3,,,」と連番で順位を入力してください。 |
ターゲティングセグメント追加 | 「ターゲティングセグメント追加」をクリックしてください。新たなターゲティングセグメントが追加されます。 詳細は下記「設定例」をご覧ください。 ※セグメント単位でレポートデータをご覧頂く事はできません。 (レポートのビューで選択できる「クリエイティブ-セグメント」は「セグメント別分析」で設定したセグメントを指します) セグメント単位でデータを見る必要がある場合は、セグメント毎に使用するクリエイティブの名称を分けた設定をして、クリエイティブ単位でデータを確認してください。 |
【設定例】
・セグメント設定
セグメントは画面右端の「選択」より選択してください。
図3-4:セグメント選択時
複数の異なるセグメントを設定する場合は「セグメント追加」をクリックし、セグメント選択ダイアログのセグメント一覧より、対象セグメントにチェックを付け「選択」をクリックしてください。選択されたセグメントが追加されます。
設定したセグメントを削除する場合は、「解除」ボタンまたは「削除」ボタンをクリックしてください。「解除」ボタンをクリックすることで、「ターゲティングセグメントなし」(=条件なし)の状態となります。
図3-5:セグメント追加時
※セグメントによって異なったクリエイティブの配信表示/テストを行う場合は画面下の「ターゲティングセグメント追加」をクリックして、追加されたターゲティングセグメントのボックスでセグメントとクリエイティブを選択してください。
・優先順位
例えば
1)広告パラメーター「ad=sem」というセグメントを選択したターゲティングセグメント
2)地域「東京都」というセグメントを選択したターゲティングセグメント
を設定した場合に
「"東京都"から"ad=sem"というパラメーター付きURLでLPを訪問したユーザー」をどちらのターゲティングセグメントに適用するかを決定するのが優先順位です。
1)の優先順位を「1」、2)の優先順位を「2」と設定した場合、
「"東京都"から"ad=sem"というパラメーター付きURLでLPを訪問したユーザー」に対しては
1)の広告パラメーターを判別するキャンペーンが優先され、広告パラメーターの判別が行われ、1)のクリエイティブ配信表示と計測がされます。
「広告パラメーターなし、もしくは"ad=sem"以外の広告パラメーターの付いたURLで、"東京都"からLPを訪問したユーザー」は、
先に1)のキャンペーンの判別がされますが、セグメントに合致しないため、優先順位「2」である2)の地域判別がされ2)のクリエイティブの配信表示と計測がされます。
・ターゲティングセグメント追加
例)セグメント毎に異なったクリエイティブの組み合わせABテストを実施する場合
複数のセグメントで異なった組み合わせのABテストを実施する場合は、設定画面のはじめに表示された「ターゲティングセグメント」でセグメントとクリエイティブを設定してください。次に「ターゲティングセグメント追加」をクリックして、追加された新たな「ターゲティングセグメント」で再度セグメントとクリエイティブを設定してください。2つ以上セグメントを使用する場合はこの設定を繰り返してください。
図3-6:セグメント毎に異なったクリエイティブの組み合わせABテストを実施する場合
例)セグメント毎に異なったクリエイティブを配信するターゲティング配信を実施する場合
複数のセグメントにそれぞれに対応したクリエイティブを配信する「ターゲティング配信」を実施する場合は、設定画面のはじめに表示された「ターゲティングセグメント」でセグメントとクリエイティブを設定してください。次に「ターゲティングセグメント追加」をクリックして、追加された新たな「ターゲティングセグメント」で再度セグメントとクリエイティブを設定してください。2つ以上セグメントを使用する場合はこの設定を繰り返してください。
図3-7:セグメント毎に異なったクリエイティブを配信するターゲティング配信を実施する場合
(3)クリエイティブ設定
配信表示するクリエイティブを設定してください。設定方法は施策内容によって異なります。
【施策ごとの設定例】
例)1エリアに対して1つのクリエイティブを配信表示する場合
1エリアに対して1つのクリエイティブを配信表示する場合は、クリエイティブ欄の「選択する」をクリック、もしくは画面右端の「選択」をクリックしてクリエイティブを選択してください。
ターゲティングセグメント毎に異なったクリエイティブを配信する「ターゲティング施策」などは、このクリエイティブ選択方法となります。
図3-8:1エリアに対して1つのクリエイティブを配信表示する場合
例)1エリアに対して複数のクリエイティブを配信表示しテストを実施する場合
1エリアに対して複数のクリエイティブを配信表示する「クリエイティブテスト("ABテスト"や"多変量テスト")」を行う場合は、「クリエイティブ追加」をクリックし、クリエイティブ選択ダイアログのクリエイティブ一覧より、対象クリエイティブにチェックを付け「選択」をクリックしてください。選択されたクリエイティブが追加されます。
※1つ目のクリエイティブを未選択の状態でも複数クリエイティブを一括で追加することが可能です。
図3-9:1エリアに対して複数のクリエイティブを配信表示しクリエイティブテストを実施する場合
LP上の複数のエリアでそれぞれ複数のクリエイティブを配信する多変量テストでは、下図のような設定イメージとなります。(エリアは「エリア設定」で追加してください)
図3-10:複数のエリアでそれぞれ複数のクリエイティブを配信する多変量テストを実施する場合
クリエイティブ設定の設定項目は以下の通りです。
表2-2:クリエイティブ設定項目一覧
項目名 | 設定内容 |
---|---|
パターン名 | クリエイティブパターンの名称を設定してください。 |
表示率 | クリエイティブパターンの表示率(配信率)を設定してください。 ※小数点第二位まで設定できます。 ※ターゲティングセグメント内で表示率の合計が100%になるように設定してください。 |
コピー |
設定済みのパターンを利用した新しいパターンを作成する際に使用します。 |
組み合わせパターンにする | 複数エリアでのクリエイティブテストの"全組み合わせパターンを作成"する際に使用します。 詳細は下記「設定例」をご覧ください。 |
削除 | クリエイティブパターンの「×」をクリックしてください。対象クリエイティブパターンが削除されます。 ※クリエイティブパターンが1つ表示された状態でも削除は可能です。この場合、「パターン追加」をクリックすることで新たなクリエイティブパターンが追加されます。 ※クリエイティブパターンが複数存在した場合、1つのクリエイティブパターンを削除しても「表示率」は変更されません。クリエイティブパターンが複数となる場合にご注意ください。 |
エリア | エリア設定にて追加したエリアが表示されます。 エリアの変更/削除が可能です。変更/削除した場合はすべてのクリエイティブパターンに対して反映されます。 |
クリエイティブ | クリエイティブを設定してください。 「選択する」または画面右端の「選択」をクリックし、クリエイティブを選択してください。 |
パターン追加 | 「パターン追加」をクリックしてください。新たなクリエイティブパターンが追加されます。 詳細は下記「設定例」をご覧ください。 ※クリエイティブパターンが複数となった場合、ターゲティングセグメント内で表示率の合計が100%となるように、個々のクリエイティブパターンの「表示率」が変更されます。 |
【設定例】
・コピー
コピーは設定したパターンを複製して異なったクリエイティブを選択するなど、設定済みのパターンを利用した新しいパターンを作成する際に使用します。この機能を使用することでゼロからパターンを作成する手間が省けます。テストの運用フェーズによってクリエイティブの組み合わせを変更する場合にも、既存のパターンを残したまま新しいパターンを追加することが可能です。
図3-11:クリエイティブ設定の「コピー」クリック時
・組み合わせパターンにする
組み合わせパターンにするは複数エリアでのクリエイティブテストの"全組み合わせパターンを作成"する際に使用します。 例えば「メインバナー3種類」「サブバナー3種類」「コンテンツ2種類」の全組み合わせパターンでテストを実施する場合に「組み合わせパターンにする」を使用すると、自動的に全組み合わせの「18パターン(=3×3×2)」を設定することが可能です。
※組み合わせパターンで作成できるパターン数の上限は「100パターン」です。100パターン内に収まるようにエリア数とクリエイティブ数を調整してください。
本機能を使用する際は「パターン1」で各エリアで使用するクリエイティブを全て選択し、「組み合わせパターンにする」をクリックしてください。「パターン2」以下に全組み合わせパターンが作成されます。組み合わせパターンの作成後「パターン1」は不要になりますので「×」をクリックして削除してください。パターン名は「パターン2~」という名称のまま残るため、適宜変更してください。また、各パターンの表示率はそれぞれ「100%」で作成されるため、合計の表示率が「100%」なるよう表示率を調整してください。
※表示率は小数点第二位まで設定できます。
図3-12:クリエイティブ設定の「組み合わせパターンにする」設定例
・パターン追加
パターン追加は異なった組み合わせのクリエイティブテストを1キャンペーン内で実施する場合や、配信クリエイティブ毎に異なった表示率(配信率)を設定する場合に使用します。
下記のような使用例があります。
例)複数のエリアで決まった組み合わせのABテストを実施する場合
決まった組み合わせ(メインビジュアルがAの場合はサブビジュアルもAを表示したい)でのABテストを実施する場合は「パターン1」を設定した上で「パターン追加」をクリックしてパターンを追加し、追加された「パターン2」でクリエイティブを設定してください。
図3-13:複数のエリアで決まった組み合わせのABテストを実施する場合
※エリアが1つのABテスト、組み合わせを問わない各エリア内でのクリエイティブテストは1つのパターン内で複数クリエイティブを選択する形で設定してください。
例)クリエイティブ毎に表示率(配信率)を変更する場合
クリエイティブ設定で1エリアに対して複数のクリエイティブを設定した場合、各クリエイティブは均等の表示率で配信されます。各クリエイティブに任意の表示率を設定する必要がある場合は、1パターンの1エリアにつき1つずつクリエイティブを設定し、「パターン追加」をクリックしてパターンを追加し、追加された「パターン2」でクリエイティブを設定してください。表示率はパターン毎に設定する事ができるため、各パターンで任意の表示率を設定してください。
図3-14:クリエイティブ毎に表示率(配信率)を変更する場合
例)異なった組み合わせのクリエイティブテストを同時に実施する場合
下記のように、異なった組み合わせのクリエイティブテストを同時に実施する場合「パターン1」を設定した上で、「パターン追加」をクリックしてパターンを追加し、追加された「パターン2」でクリエイティブを設定してください。各パターンの表示率を「50%」ずつにすると、50%の訪問者に対して「パターン1」のテストが実施され、残りの50%の訪問者に対しては「パターン2」のテストが実施されます。
図3-15:異なった組み合わせのクリエイティブテストを同時に実施する場合
例)実施したテストパターンを残したまま同一キャンペーン内で異なったテストを実施する場合
上記「パターン1」のテストを実施後、新たに「パターン2」のような組み合わせをテストを同一キャンペーン内で実施する場合は「パターン1」の配信を停止し、「パターン追加」をクリックしてパターンを追加し、追加された「パターン2」で新たなクリエイティブを設定してください。
図3-16:実施したテストパターンを残したまま同一キャンペーン内で異なったテストを実施する場合
(4)セグメント別分析設定
テストの結果をレポート画面にて「特定のセグメント軸で分析(閲覧)」する場合に設定してください。
例えば「LPへの全訪問者に対してテストを実施し、テスト結果を地域別に閲覧したい」といった場合に設定します。本機能を使用する事で「全訪問者に対してのテスト結果」と「セグメントを絞ったテスト結果」で違った傾向を発見する事が可能です。
※本機能の設定前に、セグメントメニューにて分析したいセグメントを登録しておいてください。
※キャンペーン稼働後にセグメントを追加する事も可能ですが、セグメント別にデータがご覧頂けるのは追加後のデータとなります。
本機能はエリア毎に設定を行います。下記の手順で設定してください。
図3-17:セグメント別分析設定
複数のエリアでセグメント別分析を設定する場合は「エリアの選択と追加」→「セグメント追加」を繰り返してください。
(5)次へ
設定が完了した後、「次へ」をクリックしてください。
※「戻る」をクリックすると「1.基本設定」に戻ります。
3.コンバージョン設定
コンバージョンを計測するコンバージョンポイントを設定します。
図4-1:3.コンバージョン設定
(1)コンバージョンポイント設定
プルダウンより使用するコンバージョンポイントを選択し 追加 をクリックして設定に追加してください。コンバージョンポイントが追加されると「コンバージョン名」にはコンバージョンポイント一覧で設定した「表示名称」が表示されます。表示名称を設定していない場合はコンバージョンタグに記載したコンバージョンポイント名がそのまま表示されます。
※コンバージョンを計測しない場合はコンバージョン設定は不要です。
※コンバージョンポイントを一括で追加する場合は 一括追加 をクリックして設定に追加してください。
図4-2:コンバージョンポイント設定
複数のコンバージョンポイントを設定する場合は「プルダウンからコンバージョンポイントを選択→追加」を繰り返してください。
図4-3:複数のコンバージョンポイントを設定
(2)登録
設定が完了した後、「登録」をクリックしてください。
キャンペーン画面に遷移し、キャンペーングループ一覧に登録したキャンペーンが追加されます。
※「戻る」をクリックすると「2.詳細設定」に戻ります。
注意事項
- 登録直後のキャンペーンは停止されています。キャンペーングループ一覧の「稼働ON/OFF」から
をクリックし
の表示に切り替えて稼働してください。