質問
動的処理が記述されたコンテンツでクリエイティブテストは可能ですか?
回答
DLPOでは通常、動的処理の記述がされている(PHP等を使用しサーバーサイドで処理された内容を表示するコンテンツ)部分の表示を切り替えるテストは実施できません。
これはDLPOで配信するクリエイティブはクライアントサイド(ブラウザ)で処理出来るコンテンツに限られるためです。
事例
■動的処理を含むコンテンツの例(求人サイトの例)
・検索結果ページでの各求人紹介ページへのリンクボタン(検索結果によって動的に生成される求人数、ボタンのリンク先などが異なる)
・求人紹介ページの資料請求ボタン(求人ごとに表示されるボタンのリンク先が異なる)
上記コンテンツではHTML内のリンク要素にてPHP等のソースが記述されている場合があり、サーバーサイドで処理されたものがブラウザ上で表示されます。
DLPOのクリエイティブとしてはサーバーサイドで処理がされるPHPのコードは配信できません。
ただし、対象コンテンツのボタンなどがCSSで画像を指定して表示している場合などは、「テスト用画像を読み込むCSS」をクリエイティブとして配信することで、動的処理に関わりなく、ボタン画像のみを変更するテストが可能となります。
図1:ボタン画像のみを変更するテストイメージ
■クリエイティブ登録内容の例
・動的処理ソース(PHP等)が含まれるボタンHTMLそのものを記述
→ テスト実施不可(配信内容に動的処理ソースを含んでいる)
・テスト用のボタン画像を読み込むCSSを記述
→ テスト実施可(配信内容に動的処理ソースを含まない)
ボタン画像を表示するためにしているclassで読み込んでいるCSSを
テスト画像を読み込むものに変更してクリエイティブとして登録します。
※ボタン画像がCSSでなく直接画像パスを記載する形で表示されている場合は、jQueryで特定の画像パスを指定して、テスト用の画像のパスに変更するなどの方法もあります。画像を差し替えるjQueryのサンプルは「jQueryサンプル集」の「imgタグの画像ソースを差し替える」をご覧ください。